今日のテーマは、「富裕層があえてビジネスホテルを選ぶ理由」です。

夏の長期休暇が間近ですね。
皆さんは旅行のご予定などはありますか? 旅行といえば、気になるのはホテルの宿泊料金です。比較的お財布に優しい料金で利用できる「ビジネスホテル」は、実は富裕層の間でも人気です。

今回は、富裕層の皆さんに「好んで利用するビジネスホテル」と、その理由についても聞いてみました。

富裕層が好むビジネスホテルその1「ドーミーイン」

ドーミーインは、株式会社共立メンテナンスが全国に展開する人気のビジネスホテルチェーンです。我が家のようにくつろげる滞在を追求しており、ほぼ全ての施設に大浴場と本格的なサウナを設置するなど、充実した設備を備えています。

また、夜食のあっさり醤油味のラーメン「夜鳴きそば」や、お風呂上りのアイスキャンディー、乳酸菌飲料などを無料で提供しており、サービスも充実しています。その他、各地域の特色を活かしたこだわりのバイキング朝食も好評です。

より上質な滞在を打ち出す「ドーミーインPREMIUM」や、全館畳敷きを特徴とする和風プレミアムホテル「御宿 野乃」は、ハイクラス層からも支持されています。
富裕層が好むビジネスホテルその2「アパホテル」

アパホテルは、日本最大級のビジネスホテルチェーンを展開するアパグループのホテルブランドです。全国の主要駅や繁華街の近くに多数のホテルを展開しており、アクセスの良さを強みとしています。

事前決済やアプリ上での手続きを済ませることで利用できる「1秒チェックイン」や、追加精算がなければカードキーをポストに投函するだけの「1秒チェックアウト」など、手続きの効率化でも知られています。

タイパの高さから、1分1秒を惜しむビジネスエリートに好まれており、アパホテルの愛用を公言している富裕層は少なくありません。


また、一部の「アパホテル&リゾート」には、露天風呂を備えた大浴場やプール、レストランなどが設けられており、ビジネスホテルの枠を超えた利便性があります。
富裕層が好むビジネスホテルその3「リッチモンドホテルズ」

リッチモンドホテルズは、ロイヤルホールディングス傘下のアールエヌティーホテルズ株式会社が全国で展開するビジネスホテルチェーンです。全国の主要都市や観光地の駅近くに立地しており、ビジネスと観光の両面で利用しやすいのが魅力です。

また、リッチモンドホテルズは比較的ゆとりのある客室や、デスクワークを意識した大型デスクを備える施設も多く、客室で仕事をしやすい点も魅力です。

加えて、ロイヤルグループがレストラン事業などで培ってきた、丁寧でありながら程よい距離感のホスピタリティも、ビジネスパーソンから支持される理由の一つです。
富裕層があえてビジネスホテルを愛用する理由とは

富裕層が高級ホテルではなく、あえてビジネスホテルを好んで利用するのには、単なるコストカットではなく、時間、合理性、そして精神的な快適さなどが理由としてあげられます。

ビジネスホテルの魅力といえば、圧倒的な「タイムパフォーマンス」の高さです。1分1秒の価値が極めて高い富裕層にとって、ビジネスホテルの「無駄のなさ」は最大のメリットです。

中でも、アパホテルで提供されている「1秒チェックイン」「1秒チェックアウト」といったサービスは、高く評価されています。これは、フロントでの待ち時間を減らせる素晴らしいサービスです。

また、広々としたラグジュアリーな客室よりも、機能性を重視したビジネスホテルのコンパクトな空間が「かえって快適」と評価されるケースも。

ベッドの上に寝ころんだまま、照明・空調のスイッチ、テレビのリモコンなどに手が届く計算しつくされたレイアウトに「合理性」を感じる富裕層も多いのだとか。


加えて、過剰なホスピタリティに疲弊している富裕層にとっては、ビジネスホテルならではのサラッとした接客が心地よいのだそうです。
家族や恋人と旅行する際は「高級ホテルのヴィラ」派も

富裕層の皆さんの中には「男友だちとの旅行や出張ではビジネスホテルを利用するけれど、家族や恋人との旅行ではさすがにもうちょっと良いところを利用するよ」とおっしゃる方も。富裕層は、宿泊施設を目的にあわせて上手に使い分けているようです。

男性同士での旅行や出張での目的は効率的な移動、睡眠、観光、もしくは仕事なので、無駄のない究極の機能性を求め、ビジネスホテルを選んでいます。

一方で、家族や恋人との旅行の目的は「大切な人との思い出作り」「絆の深化」などです。よって、この場合は非日常感や特別な体験という「情緒価値」に優先的にお金を支払うのです。

中には、一般的な高級ホテルのスイートルームではなく、「ヴィラ(一棟貸し)」を選ぶ方も。ヴィラタイプのお部屋なら、比較的他の宿泊客と顔を合わせることがないため、周囲の目を一切気にせず、家族や恋人と完全にリラックスした時間を共有できます。

また、ヴィラタイプのお部屋なら、客室から1歩も出ずに、自分たちだけの贅沢な時間を24時間いつでも堪能できます。

彼らにとって、お金はケチるものでも、見せびらかすものでもなく、「その時の目的を達成するための道具」です。目的がタイパなら1泊1万円のビジネスホテルが最適。目的が「思い出」なら、1泊ウン十万円のヴィラが最適、ということです。

目的にあったホテル選びをすることが大切

今回は「富裕層があえてビジネスホテルを選ぶ理由」について解説しました。

富裕層の皆さんは、時間(タイパ)、合理性、そして精神的な快適さなどといった理由から、あえてビジネスホテルを愛用しています。

一方で、家族や恋人との旅行では、非日常感や特別な体験という「情緒価値」を最優先し、高級ホテルのヴィラなどを利用しています。

お金持ちの皆さんは、旅行の目的にあわせて利用するホテルを上手に選んでいることが、今回のアンケートでわかりました。

皆さんはこの夏、どんな旅行をしますか?

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
編集部おすすめ