大人気サッカーゲームの「FIFAシリーズ」。その中のゲームモードの1つ「キャリアモード」では、実際に選手や監督になってプレイを楽しめるとあって、育成やキャリアアップにのめり込む者も少なくない。
そこでここでは「FIFA22」に実装されているJリーグ所属の選手の中から、安価に獲得でき能力としても期待できる、ゲーム開始時に10代のいわゆる「パリ世代」の選手たちを5人紹介していく。
なお、記載している市場価値や数値は、ゲーム開始直後にスカウトレポートを作成した場合の参考値で、スカウトのタイミングによって差が出る可能性もあるので注意。
松岡大起(清水エスパルス)
- ポジション:CDM
- 初期総合値:65
- 市場価格:$1700000
- 給与:$800
- 開始時年齢:19
21シーズン途中に鳥栖から清水に移籍した松岡。「FIFA22」の中でも初期からスタミナ等のフィジカル数値が高いレベルにあり、最初に選ぶチーム状況によっては、即戦力としての活躍も期待できる。市場価格も初期では安価に抑えられており、給与も$1000を切っていることから、予算の少ないクラブでも獲得しやすい選手と言える。
西尾隆矢(セレッソ大阪)
- ポジション:CB
- 初期総合値:64
- 市場価格:$1400000
- 給与:$1200
- 開始時年齢:19
21シーズンはDFラインの中核として30試合以上に出場し、セレッソの守備を支えた西尾。FIFA22の中ではダッシュ速度、加速、敏捷性などスピード面の評価が、初期から非常に高い数値になっている。DFの選手では、ゲームにおいてもスピードで置いて行かれることが失点にもつながることから、スピード面の数値に最初から優れている点は10代のCBの中では抜けた存在だ。
中野伸哉(サガン鳥栖)
- ポジション:LB
- 初期総合値:61
- 市場価格:$850000
- 給与:$590
- 開始時年齢:17
21シーズンは出場が30試合以上と、チームの主力選手として活躍した中野。FIFA22の中では、開始時の年齢が17歳にも関わらず総合値は60を超えており、それでいて市場価格、給与ともに低いことから、かなり獲得しやすい選手となっている。また、バランスや敏捷性といった数値の高さから、ボールを持って運ばせるといった動作がしやすいことで、ゲーム初期の攻撃の形を作る役割も期待できる。
細谷真大(柏レイソル)
- ポジション:ST
- 初期総合値:62
- 市場価格:$1000000
- 給与:$1700
- 開始時年齢:19
21シーズンはチームの低迷もあって、得点こそ3点止まりだったが、30試合以上に出場して攻撃面で活躍した細谷。FIFA22の中では、身体能力が総合的に優れており、特にスピード面では敏捷性が76、加速とダッシュ速度がともに75と、他の10代の選手と比べても高い数値を誇る。給与は若干高めだが、市場価値が低いため、序盤の攻撃オプション要因として獲得するのもオススメな選手。
鈴木彩艶(浦和レッズ)
- ポジション:GK
- 初期総合値:60
- 市場価格:$575000
- 給与:$590
- 開始時年齢:18
21シーズンは、正GKであり元日本代表の西川周作とポジションを争いながら、リーグ戦、カップ戦とコンスタントに試合に出場した鈴木。初期総合値では、同世代の小畑裕馬(ベガルタ仙台)に劣るが、年齢が1歳下なことに加え非常に安価で獲得できることから、10代選手のオススメGKは鈴木となる。個別の数値ではフィジカルやジャンプといった項目が高くなっており、セットプレー時などへの対応へ期待が大きい。
まとめ
当記事では、Jリーグ所属かつ安価に獲得できる選手として紹介したが、同世代の選手として忘れてはならないのが、久保建英(マジョルカ)の存在だ。参考までに、同じタイミングで久保をスカウティングした際には、市場価格が$15500000、給与が$16000、総合値は75となっており、市場価格と給与ともに桁が違うことからも、いかに頭抜けた存在であるかがわかる。
また、Jリーグの中でも21シーズン鹿島で大ブレイクを果たした荒木遼太郎は、市場価格が$3100000、給与が$2800、総合値は68となっている。
いずれにしても若くて伸びしろのある選手たちだ。せっかくキャリアモードでチームを作るのであれば、まだまだ未知数な彼らを獲得し、チームの数年先を見越して育ててみるのも、このゲームの楽しみ方の1つではないだろうか。