ヴィッセル神戸所属MFアンドレス・イニエスタは、今月26日のYBCルヴァンカップ横浜FC戦で今季初出場。今後の活躍が期待される中、2018年までラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナでプレーしていた同選手の偉業に海外メディアが注目している。

 イニエスタは長らくバルセロナで活躍した後、2018シーズン途中から神戸でプレー。キャプテンとしてチームを支える中、今季はコンディション不良により出遅れていたが、横浜FC戦で復帰。ペナルティエリアへのスルーパスで決定機を演出するなど、状態の良さをアピールしている。

 そんな中、英メディア『90min』は「一度もレッドカードを提示されていないサッカー選手」という見出しの特集記事を掲載。イニエスタとFWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)を紹介しているほか、元選手ではラウル・ゴンサレス氏(レアル・マドリード、シャルケなど)、ミシェル・プラティニ氏(ユベントス、サンテティエンヌなど)、フィリップ・ラーム氏(バイエルン・ミュンヘン、VfBシュツットガルト)の3名を挙げている。

 そしてイニエスタについて、「38歳でも、このスペイン人選手はまだまだアクティブだ。

バルセロナのアイドルは、これまでレッドカードを提示されたことがない。700試合以上にも及ぶ」と綴っている。

 イニエスタはバルセロナ在籍時、公式戦674試合に出場して61枚のイエローカードを貰っている。また神戸では公式戦129試合に出場。提示されたイエローカードはわずか5枚と、同選手のフェアプレー精神がデータに表れている。