明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属MFアンドレス・イニエスタは、ワイン販売やスポーツ用品ブランドの立ち上げなど、複数の事業を展開。実業家としての同選手の成功に、母国スペインメディアも注目している。

 イニエスタは2018年にラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナを退団し、神戸へ加入。神戸ではキャプテンとしてチームをけん引している。またピッチ外では、2019年にスニーカーブランド「MIKAKUS(ミカクス)」を立ち上げたほか、昨年には「CAPITTEN(キャピテン)」というスポーツウェアブランドも立て上げて、サッカーシューズを開発。スペイン国内で生産されたワインの販売も順調だ。

 スペインメディア『MINUTO EN CANCHA』は「成功した実業家、アンドレス・イニエスタが日本で展開する100万ドル(約1億3000万円)規模のビジネス」と見出しをうち、同選手の手掛けるビジネスを特集。

 「彼は家族全員で日本に移住した後、起業家としての活動を続けるために、いくつかのビジネスを立ち上げたいと考えていた。

妻アンナ・オルティスさんの協力のもと、2010年からスタートしたワインブランドを日本でも展開している」

 「アメリカの経済誌『フォーブス』によると、同選手の資産は1億ユーロ(約146億円)だ。ミカクスとキャピテンにより、ファッションの世界にも投資している。これらのビジネスもすべてインフルエンサーとして活躍する妻によって支えられている」と説明している。

 また日本国内でのイニエスタに対する評価については、「彼がアジアの国に到着して以来、現地のジャーナリストやサッカーファンは、これだけの素晴らしい選手が自国のリーグにいることに興奮している」と綴っている。