かつて東京ヴェルディアビスパ福岡、カターニャなどでプレーしていた元日本代表FW森本貴幸は、台湾社会人甲級サッカーリーグ所属の台中FUTUROからイタリア国内クラブへ移籍すると海外で報じられている。

 イタリアメディア『トゥットメルカート』の報道によると、森本はイタリア4部アクラガス移籍で合意間近とのこと。

近日中にもメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶ見通しだという。またアクラガス移籍が正式決定すれば、同選手にとって2013年のカターニャ退団以来、およそ10年ぶりとなるイタリア挑戦となる。

 森本はかつてカターニャやノヴァーラ在籍時にセリエA(イタリア1部)で6シーズン以上プレー。カターニャ退団後はUAEアラブ首長国連邦のアル・ナスルやジェフユナイテッド市原・千葉、川崎フロンターレ、アビスパ福岡に在籍。2020年9月に再び海外に新天地を求め、ギリシャ3部のAEPコザニ、パラグアイ1部のスポルティボ・ルケーニョ、台中FUTUROでプレーしている。

 また2021年11月には、イタリア4部のアチレアーレ加入が噂された。

本人もインスタグラムアカウントでシチリア島東部に位置するアチレアーレから40km程度北に位置し、1988年公開の映画『グラン・ブルー』の撮影地であるタオルミーナの写真を投稿。イタリア移籍を匂わせていたが、1年半越しに実現することになりそうだ。