40歳まで現役を続けたレジェンドの次男である現在中学2年生の凉雅は、小学生時代に所属クラブに加え多数のJリーガーを輩出した実績があるサッカースクールにも通い、浦和のジュニアチームに合格したという。
ジュニア時代は父も背負った背番号6をつけボランチなどでプレー。攻撃の起点となるパスを前線に供給し、ゲームを組み立てる役割を主に担っている。
また、長男である湧心は、父がコーチを務める浦和ユースチームに所属。2024年2月には高校1年生ながらトップチームの沖縄キャンプに帯同し、トレーニングマッチにも出場した。早くも将来のトップチーム昇格を期待されている。
兄弟揃って出場した2022年11月12日に行われた阿部氏の引退試合では、親子3人がそれぞれ得点し、合計で4ゴールを記録して会場の埼玉スタジアム2002を沸かせた。
J1通算590試合(記事公開時点で歴代5位)に出場した偉大な選手を父に持つ兄弟のプレーを埼玉スタジアムで見ることはできるのだろうか。2人の今後に注目が集まる。