チェルシー(イングランド1部)が、シャフタール(ウクライナ1部)に所属するウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。


 シャフタール下部組織出身のスダコフは2020年にトップチーム昇格。優れたビジョンとテクニック、パスセンスを兼ね備えた攻撃的MFで今季はここまで公式戦33試合で9ゴール6アシストの数字を残しており、ウクライナ代表としても14キャップを刻んでいる。

 そんなスダコフの獲得に向けてチェルシーはここ数数間で、移籍金などを確認するために選手サイドの代理人らと会談を行なった模様。また、シャフタールの最高経営責任者(CEO)を務めるセルゲイ・パルキン氏が4月16日に行われたエバートン戦に招待されていたようだ。

 そして、パルキン氏はウクライナ代表MFに関して「この夏に彼はいくつかのビッグクラブに移籍する大きなチャンスがある。いくつかのビッグクラブと接触しており、直接交渉をしていないクラブもあるが、感触は掴んでいる」と今夏のステップアップを示唆している。


 なお、チェルシーでプレーするウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの親友であるスダコフにはマンチェスター・シティ(イングランド1部)やアーセナル(同1部)、リバプール(同1部)に加えて、クラブ名こそ明らかになっていないものの、イタリアのクラブも注目しているようだ。