ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、怪我により一足早く今季を終了。今年夏の日本ツアー帯同、鹿島アントラーズ東京ヴェルディと対戦の可能性が報じられる中、現地メディアが同選手を酷評している。


 英メディア『ギブミースポーツ』は今月7日に「2023/24シーズンのプレミアリーグにおける最悪の選手ワースト16名」という見出しのもと、特集記事を掲載。「サポーターや評論家を失望させた選手」として、9位にランクインした三笘について、以下のように綴っている。

 「彼はブライトンが2022/23シーズンにUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した際に注目を集めたが、今季はそのレベルを維持するのに苦労した。足首の負傷で数試合を欠場し、その後AFCアジアカップへ参戦したことにより、彼の状況は悪化した。プレー可能な時も最高の状態ではなかった」

 「非常に攻撃的で展開力のあるブライトンで、彼は19試合に出場し、4アシストをマーク。普段だとそれ以上の結果を期待されるところだが、これまでのところ創造性に欠けている。
印象的なシーズンスタートにより、誰もが彼がプレミアリーグで最高の選手のひとりになるだろうと信じたが、実際にはそんなことはなかった」

 プレミアリーグ挑戦1年目の2022/23シーズンに公式戦10ゴール8アシストとブレイクを果たした三笘。『ギブミースポーツ』の評論を踏まえると、同選手が今季結果を残せなかった要因のひとつとして、足首の負傷直後にアジアカップの日本代表に招集されたことがありそうだ。

 なお『ギブミースポーツ』の「2023/24シーズンのプレミアリーグにおける最悪の選手ワースト16名」では、1位にMFアントニー、2位にMFカゼミーロがランクインするなど、上位5選手のうち3名がマンチェスター・ユナイテッド所属選手に。三笘の元チームメイトであるMFモイセス・カイセド(チェルシー)も6位と厳しい評価を受けている。