サンフレッチェ広島、日本代表OBの佐藤寿人氏は、今月7日までに不倫関係を認めた模様。一部週刊誌の報道内容をもとに同氏への批判が相次ぐ中、広島サポーターグループ『URSUS広島』の創設者が感謝の思いを綴っている。


 佐藤氏は2005シーズンから10年以上にわたり広島でプレー。加入1年目から11シーズンつづけてリーグ戦で2桁ゴールを挙げるなど、広島の絶対的ストライカーとして活躍。森保一監督のもと、3度のJ1優勝を成し遂げていた。

 現役引退後は解説者として活躍していた佐藤氏だが、週刊誌『フライデー』のニュースサイト『フライデーデジタル』が今月7日にリリースした記事によると、同氏は不倫関係を認めたほか、妻と離婚する可能性にも言及。妻に関する一部の発言を巡り、ネット上で「妻の言葉に不倫の原因を求めるなんて最低」「あまりにも身勝手だと思うけど…」などと批判が止まない状況だ。

 そんな中でも、一部の広島サポーターは今もなお佐藤氏を支えている。
新型コロナ感染拡大以降、グループとしての活動を休止している『URSUS広島』の創設者は、7日夜にX(旧ツイッター)を更新。「寿人のことは本人同士しか分からない」とした上で、「広島の監督でまた一緒に戦う可能性が少なくなったのは残念」と落胆。

 それでも広島のレジェンドに対して「あの頃に受けた恩は忘れてない」と感謝を伝えた上で、「俺ができることは少ないだろうけど、何とかできることはしてあげたいと思う」とサポートを買って出た。

 なお、佐藤氏は今月15日に行われる明治安田J1リーグ第14節・東京ヴェルディガンバ大阪の解説から降板。Jリーグ公式戦をはじめ、今後インターネット動画配信サービス『DAZN』の各コンテンツに出演できない可能性が取りざたされている。