今年1月にローマから浦和へ期限付き移籍したソルバッケン。大型アタッカーとしてファン・サポーターの期待を集めたが、コンディション不良により大半の公式戦でメンバー外。5月22日開催のYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦(対V・ファーレン長崎)でデビューしたが、リーグ戦では5試合の出場で無得点という結果に終わった。
そんなソルバッケンは浦和退団後、ローマのプレシーズントレーニングに参加。同クラブとの契約期間は2027年6月まで残っているが、現地ではダニエレ・デ・ロッシ監督の構想から外れているとの見方が強い。
去就不透明とみられる中、トルコの移籍を専門に扱う『ドクターフットボール』は10日に「ソルバッケンの代理人がトラブゾンスポル・クラブ移籍を推薦」とリポート。トルコ1部トラブゾンスポルの補強ポイントが右ウイングであることに触れた上で、「トラブゾンスポルのアブドラ・アブジュ監督は、ソルバッケンの獲得を承認している。(現在34歳である)エディン・ビシュツァの年齢を考慮すると、実現すべきだ」と綴っている。
トラブゾンスポルは過去にトルコ1部リーグで7度優勝。2023/24シーズンは首位ガラタサライから勝ち点35差の3位と、来季UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得。国内カップ戦でも準優勝と、一定の成績を収めている。
スウェーデン1部マルメFFからの関心も取り沙汰されたソルバッケン。