スウェーデン代表FWニクラス・エリアソンは以前、浦和レッズ移籍が噂されていたが、2024/25シーズン終了後にギリシャ1部AEKアテネを退団する可能性があるという。

 現在29歳のエリアソンは、身長178cmで左利きのサイドアタッカー。
2020年10月からおよそ2年にわたり、ニーム・オリンピックで元日本代表DF植田直通(現鹿島アントラーズ)のチームメイトだったほか、かつて母国スウェーデンやイングランドでプレーしていた。

 AEKアテネには2022年8月から在籍しており、2023/24シーズンにリーグ戦・プレーオフあわせて29試合のスタメン出場で8ゴール9アシストをマーク。同シーズン終了後には2028年6月まで契約延長したが、2024/25シーズンは21試合の出場で3ゴール2アシストと、周囲の期待に反するような結果に終わっている。

 ギリシャメディア『Sportdog』は5月8日、AEKアテネ所属選手の去就を特集。エリアソンについて「2028年6月まで契約を残しているにもかかわらず、クラブが放出しても特に驚くようなことではない」などと、今夏移籍の可能性に触れている。ただ一方で、本人は監督交代による序列アップのチャンスをうかがうなど、残留の可能性を示唆したという。

 なおエリアソンの去就を巡っては、ギリシャメディア『ガゼッタ』が2024年12月に浦和移籍の可能性を報道。これによると、浦和は450万ユーロ(約7億2,700万円)でオファーを提示したが、アテネは最大1,000万ユーロ(約16億1,600万円)を要求。2025シーズン第1登録期間中の獲得は実現しなかったが、果たしてスウェーデン代表アタッカーのJリーグ移籍は実現するのだろうか。
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