来るスケートボード・パーク競技に先駆け、WSJ(ワールド・スケート・ジャパン)は1日、五輪会場の有明アーバンスポーツパークで行われた公開練習の様子をFacebookで伝えた。
公開された写真は、日本の平野歩夢(ひらの・あゆむ)、岡本碧優(おかもと・みすぐ)、四十住さくら(よそずみ・さくら)、開心那(ひらき・ここな)4人のほか、彼らのライバルである海外選手の躍動感あふれるライディングだ。
平野歩夢のコメントも公開
同じくWSJは、平野らのコメント動画も公開。競技前の心境を知れる貴重なインタビューだ。
この投稿をInstagramで見るスケートボード☾ フジテレビ(@sk8_fujitv)がシェアした投稿
四十住さくら
ベンヌ所属。2002年3月15日生まれの19歳。和歌山県出身。2018年にアジア大会と世界選手権で金メダルを獲得。2021年5月の五輪選考大会でハイエアーを決め優勝した。世界ランキング2位。スタンスはレギュラー。今大会ではヒート1に登場する。
四十住さくら(よそずみ・さくら)「日本代表として新種目のスケートボードに出るから、最後まで楽しく、自分のベストを出し切れるように頑張りたいです。技は仕上がっているので、あとは楽しくみんなに感謝しながら、“さくら”を満開にできるように頑張りたいです。目標は、今まで練習してきたことを出し切って金メダルを取ること」
開心那
WHYDAH GROUP所属。2008年8月26日生まれの12歳。出身は北海道。

「すごくワクワクしています。早くパークで滑りたいなって思っています。スケートボードがオリンピックに加わるんだと思って、もし出られるのなら出たいなと思いました。(五輪出場決定で変わったことは)“記録より記憶”だぞとかって、そういう言葉をいっぱいかけられるようになったことです。オリンピックでは、自分の滑りで見ている人たちにスケートボードのかっこよさや楽しさ(を伝えて)、大会を盛り上げて表彰台に乗れたらいいなと思っています」
岡本碧優
MKグループ所属。2006年6月22日生まれの15歳。出身は愛知県。選考大会で4連勝し、世界ランキング1位に。

「ワクワクする気持ちと少し不安な気持ちがあります。(五輪で活躍する日本人選手を見て)すごいなぁって。あの大舞台で自分の実力を出し切って頑張っていたので、私も勇気をもらって。プレッシャーに負けずにいきたいなと思います」
平野歩夢
TOKIOインカラミ所属。1998年11月29日生まれの23歳。スノーボード・ハーフパイプで2014年ソチ、2018年平昌の冬季五輪で銀メダル。夏季五輪の出場を目指し、4歳から始めたスケートボードで挑む。スタンスはグーフィー。

「(五輪のスケートボードについて)スケートボード業界にとっても、横乗り業界にとっても、かなり大きいことだと思うし、信じられないようなことが立て続けに起こっていて、すごい刺激をもらっています。スノーボードがベースだったので、この場に立てていることが信じられないようなところも大きくて。
放送予定
競技は4日・5日の2日間で予定されており、ネットでのライブ中継のほか、テレビ放送も予定されている。詳細は下記を参照されたい。
女子パーク予選8月4日 8時55分~11時54分NHK総合、NHK BS4K女子パーク決勝8月4日 12時20分~14時00分NHK総合、NHK BS4K男子パーク予選・決勝8月5日 8時00分~18時15分日本テレビ系
text by 佐藤稜馬
The post 「命をかけて」日本代表・平野歩夢らが五輪に向け決意表明 公開練習の様子も【スケートボード・パーク】 first appeared on FINEPLAY.