2022年9月2日にイフイング株式会社は都内で会見を開き、「TOKIOインカラミ」パルクールチームに鈴木智也(24)と 大貫海斗(19)、スノーボード部では平野海祝(20)と新たに所属契約を結んだと発表した。TOKIOインカラミに既に所属する朝倉聖(23)、平野歩夢(23)もそれぞれの会見に登壇した。
パルクールチーム 所属会見
パルクールチームの会見では既にTOKIOインカラミに所属し、先日開催された「PARKOUR PREMIER CUP 2022 in 札幌」で優勝に輝いた 朝倉 聖はじめ、鈴木智也、大貫海斗、そしてイフイング株式会社 代表取締役の冬廣應尚氏が登壇した。会見ではそれぞれのパルクールを始めたキッカケからから今後の展望までを語った。
昨年度の「PARKOUR TOKYO CHAMPIONSHIP 2022」で優勝を飾った鈴木智也は「10月に世界大会を控えていてそこに参加するのですが、ずっと夢見てきた世界大会 “優勝”を目指してやっていきたいです。そして下の世代の後輩達から憧れられるような存在になりたいと考えています。」と目標を語った。
自身のパルクールスタイルをマジシャンと表現し、見ている人を驚かせるような独創的なトリックを得意とする大貫海斗は今回の所属にあたって「僕を支えてくださっているスポンサーやファンの方々、サポートしてくれるTOKIOインカラミ様に感謝の気持ちを忘れず、恩返しができるようにパルクール活動をしていきたいと思っています」と答えた。
そして会見ではそれぞれのパルクールを始めたキッカケの話へ。朝倉聖は「自分はもともと美術部で、パルクールを始めた時から動きの綺麗さに惹かれました。いまでも空中に絵を描く気持ちでパルクールをやっています。」とアスリートだけではなく、アーティストとしての一面ものぞかせた。
既にTOKIOインカラミのパルクールチームには朝倉 聖、関 雅仁、宮崎 裕来、泉 ひかり、永井音寧、の5選手が所属している。そのチームに実力も知名度もトップクラスの2人が新たに加わった。
これに対して朝倉聖は「2人が入ったことで隙がない最強チームになったんじゃないかといます。この新しい仲間たちとこれから活動できると思うと楽しみです。僕個人としてはオリンピック競技への採用を目指し、オリンピックでは金メダルを目指してアスリート活動に専念していきたいです。」と語った。
今パルクールは2024年パリ五輪の正式種目採用に向けて、シーンとしても大きく盛り上がりを見せている。今回の発表でTOKIOインカラミ パルクールチームの厚みも増し、更なる活躍が期待される。彼らが世界の舞台で活躍していく姿に今後もより一層期待したい。
スノーボード会見
スノーボードの会見ではTOKIOインカラミ所属・北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ 金メダリストの平野歩夢(23)と、新たにTOKIOインカラミに所属する弟・平野海祝(20)、イフイング株式会社 代表取締役の冬廣應尚氏が登壇した。
平野海祝は初めての記者会見という事で「記者会見は初めてで大勢の人が集まっているので緊張している部分がある。」と戸惑っている様子を見せながらも、 「五輪では高さで新記録出せたという意味では(五輪に)出るという目標よりも少し上に行けた。次は兄ちゃんが取った金メダルを目指して頑張りたいです。」と抱負を語った。
会見では2人の兄弟関係に関しての質問も多く寄せられたが、平野歩夢は「海祝とはなかなか一緒に生活する機会は少なかったが、オリンピックという目標向けて2人でずっと練習をしていました。その中でお互いを客観視できる存在として兄弟パワーみたいなものも生まれ始めていました(笑)。今後更なる高みを2人で目指していけるという事はプラスでしかないです。」と兄弟として互いの信頼関係を示した。
平野海祝は「今年の一番の目標はX Gamesで招待されて金メダルを獲る事です。昔からX Gamesは自分の中でオリンピックと同じくらい大きい大会なので、そこでの優勝を目標にしていきたいです。」と今後の目標を掲げた。
平野歩夢は今後の目標について聞かれると、
「次のオリンピックはもちろん狙っていますが、それよりも今は日々の積み重ねが必要だと思っています。
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