日経平均;39230.62;-39.78
TOPIX;2772.73;-2.78
[寄り付き概況]
19日の日経平均は39.78円安の39230.62円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は上昇。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場で株価の重しとなった。また、トランプ米政権の通商政策の不透明感が引き続き投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.68%上昇と4日続伸したことが東京市場で半導体関連株の株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比1.2%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.3%増だった。
セクター別では、精密機器、輸送用機器、情報・通信業、医薬品、サービス業などが値下がり率上位、海運業、石油石炭製品、パルプ・紙、その他製品、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、サンリオ<8136>、第一三共<4568>、しまむら<8227>、西松屋チェ<7545>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、ソフトバンクG<9984>、パナHD<6752>、富士フイルム<4901>、平和堂<8276>、ホンダ<7267>、ブリヂストン<5108>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、KOKUSAI<6525>、スクリーンHD<7735>、川崎重<7012>、川崎船<9107>、りそなHD<8308>、三井住友<8316>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、IHI<7013>、商船三井<9104>、郵船<9101>、任天堂<7974>、東京海上<8766>などが上昇している。