日経平均は365円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.40上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.88%上昇と、ダウ平均(0.88%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=154円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円80銭ほど円高・ドル安水準となっていることが、東京市場の輸出株などの重しとなった。また、日経平均はこのところ、38000円台後半で上値を抑えられる展開となることが多く、上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。