日産東京販売ホールディングス<8291>は4日、子会社の日産東京販売が、東京都西東京市富士町に11日に開業する東伏見店の竣工式を執り行ったことを発表。

東伏見店は、地域に根差した大規模来店型店舗で、日産自動車<7201>がグローバルで導入を推進する新世代店舗デザインコンセプト「ニッサン・リテール・コンセプト(NRC)」を採用している。
店舗のメイン出入り口には大型のキャノピー(天蓋形の庇)を備え、雨に濡れることなく駐車場から入店でき、顧客の利便性を高める工夫を採り入れている。また、サービス工場に空調を導入するなど、従業員の働きやすさにも配慮している。災害等が発生した際に、一時避難場所として提供し、地域住民に貢献する店舗づくりも目指す。新車の納車室に、電源確保のために、EVの電力を照明やエアコン、コンセントなどに供給できるV2X(Vehicle to X:クルマとさまざまなモノとの接続や相互連携を行う技術)を設置している。

同社は今後も、地球環境への配慮及び地域社会に貢献する店舗づくりを進めていく。