同試験は、IV BCVの安全性、忍容性、薬物動態および有効性を評価することを目的としている。
IV BCVは、既に動物試験において、悪性リンパ腫をはじめ脳腫瘍等で抗腫瘍効果が確認されている。血液がん・固形がん領域は、移植後ウイルス感染症領域に続くBCV事業展開において主要な治療領域であり、第二の柱に育てることを目指している。既に日本において同試験を開始しており、今回のシンガポールでの試験開始が、がん領域における事業展開を加速させるものと期待している。
今回の試験開始により、IV BCVの臨床開発がさらに進展し、悪性リンパ腫患者への新たな治療オプションの提供が期待される。