*17:08JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は続伸、ソフトバンクGとダイキンの2銘柄で約48円分押し上げ
2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり196銘柄、値下がり27銘柄、変わらず2銘柄となった。

日経平均は続伸。
1日の米国市場でNYダウは3日ぶりに反発し、91ドル高となった。米中対立や人種問題を巡る抗議デモの激化が懸念されたものの、経済活動の更なる再開による景気回復への期待がこれらの懸念を上回った。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで113円高からスタート。その後も海外投資家などによる買い戻しが断続的に入ったとみられ、引けにかけて22401.79円(前日比339.40円高)まで上昇する場面があった。出遅れている景気敏感株を中心に、幅広い銘柄が堅調だった。

大引けの日経平均は前日比263.22円高の22325.61円となった。
終値としては2月26日以来の高値水準となる。東証1部の売買高は13億3573万株、売買代金は2兆4090億円だった。業種別では、証券、不動産業、その他金融業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは空運業と医薬品の2業種のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は18%となった。

値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約36円押し上げた。
同2位はダイキンとなり、エムスリー、テルモ、京セラ、アサヒ、ファナックなどがつづいた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはコニカミノルタで6.11%高となった。

一方、値下がり寄与トップは第一三共となり1銘柄で日経平均を約15円押し下げた。引き続き米学会発表を巡る材料出尽くし感から売りがかさんだ。同2位はアステラス薬となり、ファーストリテ、中外製薬、KDDI、コムシスHDなどがつづいた。


*15:00現在

日経平均株価  22325.61(+263.22)

値上がり銘柄数 196(寄与度+296.72)
値下がり銘柄数  27(寄与度-33.50)
変わらず銘柄数  2

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 5185 167 +36.10
ダイキン 16280 330 +11.89
エムスリー 4475 135 +11.67
テルモ 4299 70 +10.09
京セラ 6037 119 +8.57
アサヒ 4317 226 +8.14
ファナック 19430 220 +7.93
東エレク 22675 220 +7.93
オリンパス 1936 54.5 +7.85
ソニー 7133 160 +5.76
オムロン 7350 150 +5.40
資生堂 6951 149 +5.37
キッコーマン 5490 130 +4.68
TDK 10460 120 +4.32
エーザイ 8563 113 +4.07
7&iHD 3806 113 +4.07
協和キリン 2974 112 +4.03
トレンド 6060 110 +3.96
花王 9000 109 +3.93
大塚HD 4845 106 +3.82

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
第一三共 9090 -416 -14.99
アステラス薬 1932.5 -37 -6.66
ファーストリテ 61750 -130 -4.68
中外薬 15750 -50 -1.80
KDDI 3159 -8 -1.73
コムシスHD 2974 -36 -1.30
ヤマトHD 2332 -15 -0.54
塩野義 6180 -10 -0.36
大和ハウス 2651.5 -10 -0.36
出光興産 2370 -13 -0.19
味の素 1829.5 -4.5 -0.16
サイバー 5410 -20 -0.14
ニチレイ 3020 -5 -0.09
NEC 4835 -20 -0.07
王子HD 536 -2 -0.07
ANA 2597.5 -16.5 -0.06
NTTドコモ 2948.5 -16.5 -0.06
日産自 410.3 -1.6 -0.06
関西電 1087.5 -14 -0.05
川崎船 1139 -12 -0.04


《CN》