20日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.17ポイント(0.24%)高の3006.45ポイントと3日続伸した。
中国の景気下支えスタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、毎月20日に発表する新たな指標金利「ローンプライムレート(LPR)」について、1年物を前月の4.25%から4.20%に引き下げると発表した。また、人民銀はこれに先立つ19日、約3カ月ぶりに14日物のリバースレポ取引を再開し、市場への資金供給を拡大。国慶節連休(10月1~7日)を控え、20日も正味1200億人民元(約1兆8270億円)の資金を供給している。
ハイテク株が急伸。
医薬品株も高い。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.7%上昇した。最高値を切り上げている。インフラ関連株もしっかり。
半面、証券株は安い。中信証券(600030/SH)が1.1%下落した。自動車株、メディア関連株、航空・防衛関連株、不動産株の一角も売られている。
一方、外貨建てB株は値上がり。
【亜州IR】
《FA》