俳優の伊勢谷友介さんが、21日に亡くなった兄でファッションデザイナーの山本寛斎さんへの思いを綴りました。


■娘・山本未來が報告

寛斎さんは、今年2月に急性骨髄性白血病と診断され、3月には入院していることを公表していました。

27日、娘で女優の山本未来さんが、自身のインスタグラムで「父、山本寛齋は去る7月21日、 私を含め家族が看取る中、安らかに76歳にてこの世を旅立ちました」と報告しました。



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■弟・伊勢谷友介「コラージュしました」

同日、伊勢谷友介さんも「兄、山本寛斎が永眠しました」とインスタグラムを更新。多くのメディアで寛斎さんと伊勢谷さんは、異母兄弟であることを説明していました。

「写真は僕が大好きな寛斎さんの写真」「共に27歳の頃の写真をコラージュしました」と公開したのは、寛斎さんが、1971年に独立し会社を設立した頃の写真と、伊勢谷さんが2003年に初監督作品『カクト』の公開を終えた頃の写真。お互いに27歳の時、大きな転機を迎えているのですね。

■「俺の生き方、どうだ?」

また、伊勢谷さんは寛斎さんに「俺の生き方、どうだ?」と聞かれたそうで「凄いです。世界のファッションに早くから挑戦して、イベントの演出家として大きなショーを現実にしたことも」と言葉を返したこと、寛斎さんは満足気に小さく頷いたことを明かしました。

寛斎さんの言動に大きな影響を受けた学生時代や、自身の活動においてのメンタリティを支えてくれた存在であることを綴り、「やりきる人生、命を使い切る人生。最後までカッコ良かったです。
寛斎さんの死は、これからの自分に新たに喝を入れられました」と思いを告白。

■「僕の中に生きてます」

最後に「あなたの血は、僕の中に生きてます。『世界基準でやりたい様にやる』あなたに負けず、僕は『すべての人が容易く生きれる社会』を現実にしたいです」と決意を表明し、「まだまだ僕のインスピレーションの源でいてください。ありがとうございました」とメッセージを送りました。

ファンからは「世界の山本寛斎であり、素敵なお兄様でいらっしゃいましたね」「写真、素敵です」「二方のコラージュもカッケ~」とのコメントや多くの追悼の言葉が送られています。

■伊勢谷友介さんのインスタグラムはこちら

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと