○■映画『ペナルティループ』座談会&本編映像を編集した特別映像
今回公開されたのは、若葉、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨンの4人が一堂に会した座談会の様子と、そこで話題に挙がった本編映像を編集した特別映像。
演技についてたびたび相談していたという若葉と伊勢谷。その中でも、今作で約2年ぶりに映画の撮影現場に入った伊勢谷は若葉に驚かされたことがあったそう。溝口(伊勢谷)が喫煙室でコーヒーに毒が入っているのではと疑い、岩森(若葉)にそのコーヒーを渡す場面で、若葉は「(コーヒーを)渡されたとき、どんな表情をすればいいですかね?」と単刀直入に質問。伊勢谷が驚きつつも「“無”でいいんじゃない?」と返すと、若葉は言われた通りに無表情を見せ、それがOKカットに。
撮影を振り返り、若葉が「“無”です。全部無くしてみたんです、何も。だから本当に“無”(の表情)だと思います」と話すと、伊勢谷も「“無”だとごまかしているようにも焦っているようにも見えるかもしれないし、ある種、良いのかなと思ったら、そのまんまやったから(笑)。そのまんまOK出たから!」と驚愕したことを明かした。
【編集部MEMO】
映画『ペナルティループ』は、若葉竜也2作目の主演作。最愛の恋人・唯を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉)は、自らの手で犯人に復讐することを決意する。綿密な計画を立て、完璧に復讐を実行したはずだったが、翌朝目覚めると、周囲の様子は昨日のまま。確かに殺したはずの溝口も生きている。