(GaudiLab/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)コロナ禍の今、これから先がどうなるのか全く予想ができずに不安になっている人は少なくありません。

予想ができない以上は計画を立てることもできず、Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Action(改善)のPDCA的な従来の考え方では立ち行かなくなっているからです。


このような時は、Observe(観察)→Orient(状況判断)→Decide(意思決定)→Act(行動)のOODAを使うと上手くいくのだとか。

fumumu取材班が、専門家に詳しい話を聞きました。


(1)固定観念がなく柔軟に発想できる

「OODAは『観察』から始まるので、PDCAのように『計画』に縛られることがなくなります。つまり、固定観念がなくなるので柔軟に発想できるようになり、想定外の出来事に強いと言えます。


固定観念があると、『○○すべき』とか『○○しなければいけない』というルールに縛られ、発想や行動に限界を設けてしまうこともあります」


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(2)判断・決断が早くロスが少ない

「コロナ禍では、想定外の出来事が次々と起こっています。しかも、『Go to トラベルキャンペーン』が始まったとほぼ同時期に外出自粛が要請されるなど、『一体、どうしたらいいの?』と、混乱することも少なくありません。


しかし、こうした迷いから判断に時間がかかったり、決断したりすることができずにいると、好機をしてしまうことも。



観察→状況判断→意思決定→行動までが早いOODAは判断・決断が早く、ロスが少なくできる可能性が高まります」

(3)臨機応変に対応できるようになる

「OODAは繰り返し使うことで臨機応変に対応できるようになり、直感力がアップします。その結果、コロナ禍の変化に順応できるようになります。


事実、『ファーストチェスト理論』では、チェスをする際に『5秒で考えた打ち手』と『30分で考えた打ち手』のうち、86%は同じ打ち手であったことが実証されており、早く決断して実行に移すことが大切だと言われています」


コロナ禍を生き抜くために、身に付けたいスキルですね。

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(文/fumumu編集部・志都