(AntonioGuillem/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)自分にとって不要な考え方を手放したことで、人間関係の悩みから解き放たれた人たちがいるようです。

どんな考え方を捨てれば、人付き合いの悩みが少なくなるのでしょうか? fumumu取材班が、「やめてよかった」としみじみ感じる考え方を聞いてきました。



(1)相手に期待する

「相手に期待しすぎるのをやめたら、人間関係がものすごく楽になりました。些細なことで悩んでいたときは、自分の常識に、相手を当てはめようとしていたんだと思います。


普通はこうしてくれるはず! と、相手の都合や常識を考えずに決めつけていたんですよね。なにを普通とするかも、人によって違うんだと考えられていなかったんです。


自分の理想通りに他人は動かないと割り切ってから、なにかあってもいちいちイラッとしなくなりました」(20代・女性)


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(2)嫌いな人を作らない

「昔は、嫌いな人をなるべく作らないように意識していました。みんなと仲よくすることが、いいことだと思っていたんです。


誰かに苦手意識を持つと、自分にコミュニケーション能力がない気がしていました。今は、出会う人すべてと親しくなるなんて不可能だと割り切るようにしたんです。



全員と親しくなれたら、特別に仲のいい人だってできないですよね。自分に合う人を大切にして、苦手だなと思ったらなにもせずに距離を取るようにしたら、すごく平和になりましたよ」(20代・女性)

(3)嫌われないように努力

「誰かに嫌われないように必死だったときは、毎日が綱渡りをしている気分でした。相手の求めている返答ができているか、ずっと緊張していたんです。


でも、気持ちを張り詰めておくのに疲れてしまって。どれだけ気を使っても、相手に不満を持たれることはなくならなかったんです。だったら、もう好きに生きたいよ…と思ったんですよね。



自分の気持ちを優先させても、昔から親しくしてくれている人との関係は、なにも変わりませんでした。離れていった人もいましたけど、逆に気持ちがスッキリして、今のほうがずっと人との交流が楽しいなと思います」(20代・女性)

いろいろな性格の人がいる以上、合う・合わないがあるのは自然なことです。

気が合わない人ができたことを悔やむより、一緒にいて居心地のいい人を大切にするほうに時間を使っていきたいですね。

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(文/fumumu編集部・くまのなな