「職場で泣きたくない」と思いつつ、ストレスや感情の高ぶりから涙がこぼれてしまう。そんな経験を持つ人も、意外と多いのではないでしょうか?

泣きたくない場面で涙をこらえるためには、ちょっとした意識が必要のようですよ。
仕事中に涙が出そうなときの対処法を、fumumu取材班が聞いてきました。

(1)頭の中で別のことを…

「私も、職場で軽く注意されただけで泣きそうになります。泣きたいと思っているわけではなくて、感情と涙腺が直結している感じ。涙がコントロールできなくて、それが自分でもコンプレックスです。

結局、泣きそうな出来事に集中してしまうと、涙が出てしまうことに気づいて。相手に失礼かもしれないけど、右から左に聞き流して別のことをひたすら頭の中に思い浮かべています。

おもしろい漫画やドラマを思い出したり、今日食べたいメニューを考えたり。
言われた内容と向き合うのは、ひとりになって泣いてもいいタイミングになったら。真面目に聞いている表情をしておけば、相手にはバレませんからね」(20代・女性)

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(2)職場外に避難所を

「普段からストレス発散をしておかないと、職場で爆発してしまうことってありますよね。できれば、職場の外に安全な場所を作っておくといいですよ。心の避難所みたいな場所。

私は習い事で週に何回かジムに通っていて、そこの人たちとも顔見知りなので、運動がてら仕事の愚痴を聞いてもらうこともあります(笑)

ガス抜きをしないまま、職場で大きなストレスに直面するのが怖いんですよね。職場に行く前に心に余裕を作っておくことで、感情が高ぶるのを避けられる気がしています」(30代・女性)

(3)うれしい涙は問題なし

「怒られて泣く、成果が出なくて泣くなど、ネガティブな涙は避けたほうがいいかもしれないけど…。相手に『泣かせてしまった』と思わせるのも申し訳ないしね。


でも、うれしい涙ならいいんじゃないかな。プロジェクトが成功したとか、お客様からお礼のメッセージをいただいたとか。

仕事でうれしくて泣いている人の姿を見ると、自然とこちらもやる気をもらえるものだから。職場で泣くのはダメ! と、一括りにして否定しなくてもいいんじゃないかなーと思いますよ」(20代・女性)

涙をコントロールすることは、人によってはとても困難な作業です。

職場でひとりになれる場所を事前に見つけておくことで、いざというときの逃げ場所になってくれるかもしれませんね。

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