12日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、初対面の場における「学歴マウント」の問題を取り上げ。

タレントの千秋さんや、お笑いタレントのカンニング竹山さんらが私見を述べました。


■大学での“学部マウント”

「初対面でのモヤモヤ」について、同番組の取材に応じた男子大学生は「学部によっては、この学部は頭いいけど、ここはそこまでだよね…みたいなのがあって。『俺、この学部受けたけど蹴ったよ』みないな。そういうことを言ってマウントを取ってくる人は実際にいた」といいます。

この他にも、「東大受けたけど、落ちたんだよね(=東大を受けられるレベルがあった)」と話す人もいたそうで、男性は「わざわざ言わなくてもいいのに…」とモヤモヤしたそう。

関連記事:千鳥・大悟の「自分のお葬式でかけてほしい曲」に絶賛の声 「泣いちゃう」

■千秋「大人になったら恥ずかしい」

これに千秋さんは「18~19だと、本当に今受かった人だと思うから、ちょっと言いたくなるのも分かる。まだ真っ最中だから」と、若さも含めて一定の理解を示しつつも「ただ、大人になったら恥ずかしい」とコメント。

一方で竹山さんは、「これ、ずっと言う人は続くよね。大人になって結婚して家庭を持っても、近所の人に学歴のことをちょっとチラつかせたりとか…」と切り出し、番組司会のバナナマン設楽統さんも「結構つきまとうよね。
あそこの学部の〇〇ちゃんは△△で~とかって、お母さん同士でもやるし」と共感します。

■「分かる」 「気をつけたい」と反響

こうした学歴マウント問題は決して少なくない人が経験しているようで、インターネット上では「学歴マウント取る人、職場にいて陰で人を見下してる」 「わかる~~こっちは聞いてもないのにいちいち『〇〇受けて落ちて後期で受験した』とか言ってマウントとってくる人いらない情報すぎる」と共感する声が。

なかには、「落ちたってことは、そのレベルに達してなかったということ。ってマウント野郎には思う」という声や、「マウントされるとイラっとするけど自分も会話の流れとかで無意識に言ってる気がするから気をつけたい…と思う」といったコメントも見受けられました。

■“学歴重視社会”は変わりつつある?

この問題に、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんは「(学歴マウントは)必ずあります」としつつも、「いま絶対に会社では(大学名を)聞かない」 「(学歴に囚われず)色んな人が役員になったりする会社もじつはあります」とも言及。

社会は少しずつ変化しているものの、三木さんは「ただ、大学名は探りを入れてくるときはあります。例えば『何勉強してたの?』とか、これはもう学校名を聞かれてるんだなって察したら、言っちゃいますけどね。
この話はナイーブですよね」とも話していました。

・合わせて読みたい→ヒロミ、ご飯をごちそうしたときに感じる世代間ギャップ 「今の若い子って…」