15日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、大谷翔平選手の元通訳・水原一平容疑者の罪状認否が行われたことを報道。

水原被告は形式上「無罪」を主張し、司会の谷原章介さんは「なぜ一旦無罪を主張するのか」について素朴な疑問を口にしていました。


■手続きのために無罪を主張か

米国ロサンゼルスの連邦地方裁判所に、黒のジャケット姿で現れた水原被告。大谷選手の口座から、日本円で約26億3,500万円を不正に送金した他、納税申告の所得について6億3,500万円を過小に申告していた罪に問われています。

すでに検察側との司法取引に応じている水原被告ですが、この日は形式的に無罪を主張。現在担当の治安判事には重罪の有罪答弁を取り扱う権限がないため、手続きのために無罪を主張することが慣例となっているそうです。

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■谷原「どういう意味なんでしょう?」

終始無言をつらぬき、立ち去った水原被告。次回の裁判では権限のある裁判官に変わるため罪を認める答弁に変更する見通しです。

谷原さんは「水原被告は罪を認めて司法取引に応じるという一部報じられていたしたが。今回形式的に無罪を主張する、どういう意味なんでしょうか?」と質問。


国際弁護士の専門家は、「アメリカの連邦の刑事手続では実際に審議をして判決を下す裁判の前にですね、手続き的に『あなたにはこういう権利がありますよ』『起訴状は届いていますね内容は理解していますか』など手続き的なことを行うところがありまして、重罪のようなものについては権限の低い裁判官が行う。そこでは慣例的・形式的に無罪主張を一旦するという実務がございます」と解説しています。

■成田悠輔「ドラマになっているような…」

水原容疑者はネクタイは締めておらず、黒のジャケットに白いシャツ姿。谷原さんは、コメンテーターの成田悠輔さんに「水原被告、ノーネクタイだっりとか、中では肩にジャケットをかけたりですとか、アメリカでは普通なんですかね?」と質問。

成田さんは、「いやこういう場面ではやっぱりスーツを着る人が多いんじゃないんですか? ちょっと演出っぽい感じもしなくもないなっていう…」と回答。

谷原さんに「どういうことですか?」と問われると、「なんかもう全体がドラマになっているような感じが少しして」と印象をのべています。

■ドラマ化やドキュメンタリー化の可能性

さらに成田さんは、「僕から見るとこんなに大きなグローバルなスキャンダルを日本人が作り出すことってあんまりないじゃないですか? このままいくとアメリカのメディアとかがいかにもドラマ化したり、ドキュメンタリー化したりしそうだなっていう気がしているんで」と予想。


続けて「日本のメディアも負けないで頑張っていただきたい」とものべており、谷原さんは「どうがんばりようがあるんだろう…」と、苦笑いを漏らしていました。

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