今年6月には映画も公開される吉田鋼太郎(65)主演の連ドラ「おいハンサム‼2」(東海テレビ・フジテレビ系=土曜夜11時40分)が6日にスタートした。
「他局のドラマ制作スタッフの間でも《待ってました!》と根強い人気がありますね。
吉田演じる“昭和の頑固オヤジ”と、男を見る目がない長女(木南晴夏=38)、次女(佐久間由衣=29)、三女(武田玲奈=26)の3人娘、そんな父娘をひょうひょうと見守る母親(MEGUMI=42)が繰り広げるホームコメディーで、ドラマのベースになっているのは伊藤理佐の漫画「おいピータン!!」だ。
「シーズン1でも話題になりましたが、母親役のMEGUMIさんと長女役の木南さんは、実年齢は4歳違いなのに、2年経った今回も違和感なく親子役を演じている。木南さんが“若見え”することもあるでしょうし、メークで年齢は“操作”できますけど、やっぱりMEGUMIさんの成り切り方が凄い。いつもワチャワチャと騒がしい家族の“重し”みたいな役回りで、ドラマに安定感を与えていますね」(ドラマ制作会社関係者)
昨年末に離婚を発表したMEGUMIは「毒舌トーク」はもちろんのこと、ひとり息子の降谷凪が今年2月でもう15歳というアラフォーのシングルマザーながら、「美肌」「美ボディー」もよく話題になる。
■もともとは歌手志望
「本人をテレビ局なんかで見かけると、本当に若々しくてびっくりしますよ。それなのにかなり年齢が上の母親役をこなせるのは、声のトーンもあると思いますね。若い世代は知らないでしょうが、MEGUMIさんはもともと歌手志望で、20年ほど前にシングルやアルバムもリリースしていますが、売れるためにグラビアを始めて、そっちでブレークしちゃった。お世辞にも“めちゃウマ”という歌唱力ではありませんが、ボイトレの経験があるからか、落ち着いた低いトーンの声も聞き取りやすくて安定している。無理がない。
吉田鋼太郎と言えば、舞台調のよく通る大きな声も“売り”のひとつだが、うまくバランスを取っているのが妻役のMEGUMIということか。