サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日系)では「美空ひばり博士ちゃん」として出演していた天才キッズ梅谷心愛(16)が本格歌手デビューを果たして注目を集めている。17日にはロングヒット中のデビュー曲「磐越西線ひとり」の“青春盤”をリリース。

12歳の時に「THE カラオケ☆バトル」(テレビ東京系)で、美空ひばりの「人生一路」で100点を出した実力派に16歳の現在地を聞いた。


 ――3年前、福岡から一家で上京したそうで。


「うちの家族は勢いがすごくて『心愛が頑張るんだったら、みんなで応援しよう!』って言ってくれて家族5人で上京しました。家族も応援してくれているし、歌手デビューできてとてもうれしいです」


 ――いざ歌手デビューしてみてどうですか?


「先輩方のステージパフォーマンスの素晴らしさを感じます。市川由紀乃先輩は、手先の使い方が美しくて。一瞬で自分の空間をつくり上げるテクニックはマネしたいと思いますが、なかなかすぐには。

経験から生まれてくるものでもありますし、もっと勉強しなきゃと思っています」


 ――テレビ出演は?


「手が震えるほど緊張します。でも、野口五郎先輩が『緊張してる? それでいいんだよ。僕たちは緊張を楽しむためにここ(ステージ)にいるんだよ』ってわざわざ声をかけてくださって、心持ちを切り替えることができました!」


■17日に「磐越西線ひとり」の“青春盤”をリリース


 ――オフの時間はどうしてる?


「歌の土台は体幹だとウオーキングしていたら、運動後のサウナにハマって。キンキンに冷えた水風呂に入ると浄化される感じがいいんですよ。今ではすっかり銭湯巡りのガチ勢です。あとは……友達とカラオケに行くこともあります。

同年代の友達がYOASOBIとかAdoを歌う中、私は昭和歌謡。昭和歌謡は生まれていない私でもなつかしさがあって、大好きです!」


 ――さて、今後の目標は?


「レコード大賞の新人賞です! デビュー曲の『磐越西線ひとり』は昭和歌謡をリスペクトして耳になじみのいい歌になっていますのでぜひ聞いていただけたらと思います。そして、将来は昭和歌謡の魅力を伝えられる歌手になりたいです」


(聞き手=岩渕景子/日刊ゲンダイ)