演歌歌手の石川さゆりが(66)が5月4日、NHKの歌番組「ライブ・エール」の生放送に出演した。今年は能登半島で大地震があったため、石川は被災地に向けて自身の持ち歌「能登半島」を熱唱、多くの感動を呼んだが、合わせてSNSには、《今年の紅白の石川さゆりは、天城越えと津軽海峡冬景色のテレコから外れて『能登半島』になること決まりだな》といった声もあがった。


 石川は2023年放送の「第74回NHK紅白歌合戦」では「津軽海峡・冬景色」を歌ったが、22年は「天城越え」で出場。そして、その前年となる2021年には「津軽海峡・冬景色」という具合に、07年から「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」の2曲を交互に披露している。


 2021年の「津軽海峡・冬景色」では「火事と喧嘩は江戸の華」も併せて歌ったが、22年の紅白放送当日には一部メディアに「無限ループ」と揶揄されたほか、視聴者からも《ま、ま、また、津軽海峡冬景色。名曲だけど、こすり過ぎ》《ま~毎年毎年津軽海峡冬景色か天城越えばっかでよく飽きないわね~ 名曲だけどね》などと、2曲の繰り返しを残念がる声が上がる事態となっていた。


 石川が2024年大晦日の紅白に出場したら、はたして「能登半島」を歌うのか? 2025年元日は能登半島地震から1年の節目となるだけに、脱「無限ループ」の可能性はありそうだ。