来春のツアーをもってグループとしての活動を終了する「嵐」が2日、公式サイトでファンクラブの新規入会受け付けを再開したことを発表した。


 先月6日に活動終了の発表と同時に、既存会員にラストコンサートのチケットを優先的に申し込めるようにするため入会を一時停止していたが、ようやく再開となった。


 旧ジャニーズから続くファンクラブ入会のメリットは、公演チケットの購入。嵐は会員数が多すぎて5年に1度しか当たらないという声もあるほど。ラストコンサートに関しては、複数名での申し込みの場合は、同行者も会員限定となっており、既存ファンに少しでもチケットが渡るように配慮されている。


 これまで、コロナ禍でコンサート自体が流れてしまったり、リーダーの大野智(44)が芸能界の表舞台に出ないこと、嵐全員での活動が公のイベントも含め全くなかったために離脱したファンも少なくなく「退会しなきゃよかった」「ファン思いの嵐を信じるべきだった」と残念がるファンも多かった。そんな“再入会待ち”ファンが入会しているという。


 ファンクラブの終了は来年5月になるようだが、新規入会は「公演のチケット申し込み、バースデーカードはございませんのでご了承ください」とただし書きつきである。ネット上では「新規入会ダレトク?」という声もあるが、古参のファンがこう言う。


「ラストコンサートのチケットは既存会員でも当選しない可能性がある。でも去年は年末にファンクラブからオリジナルグッズが送られていたし、活動終了記念の“何か”がもらえるんじゃないかと期待しています。コンサート前にファンクラブ向けの動画配信があったり、ファン思いの嵐なら、期待は絶対裏切らない。数カ月の入会でも損はないと思います」


 既存会員も活動終了の来年5月までの期間に応じた会費になるという良心的なルールは嵐ならでは。新規入会受付期限の11月30日までにまだまだ入会が増えそうだ。


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 活動終了発表後は相葉が生の声を届け、好感度爆上がり。関連記事【もっと読む】相葉雅紀の“段取り術”と責任感…「嵐」活動終了宣言「発表できることは、僕たちから」にも誠意…も合わせて読みたい。


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