7月20日に投開票が行われた参議院選挙で、注目を浴びた候補者の一人が、参政党から出馬して初当選した元ジャズ歌手のさや氏(43)。当選後に、有名作曲家の塩入俊哉氏と結婚している既婚者で、本名が塩入清香であることが明らかにされた。

"女性タレント議員"として、自民党の今井絵理子参議員議員(41)や生稲晃子参議員議員(57)らと比較する動きがあるが、“同列”扱いにされていないのが自民党の森下千里氏(43)だろう。


 森下議員は、昨年10月の衆院選で自民党から出馬し、比例東北ブロック単独2位で初当選。政治家としての実績が全くない森下氏の当選に知名度が後押ししたことはもちろんだが、今のところ醜聞は聞こえてこない。


「元グラビアアイドルとしてバラエティー番組にたびたび出演していた森下氏は、11年の東日本大震災後に被災地支援を行うようになり、19年に芸能界を引退。政治家になるために21年に宮城県石巻市に移住しました。本気で東北復興に尽力しようと思ったのか、宮城県石巻市を拠点にして地元民の声を聞き続けました。21年3月に衆院選で落選したものの、めげずに辻立ちを続けたことで地元民から、『頑張って』と声をかけられるようになったといいます。次第に"タレント候補"ではなく、"地元"候補者として支持が広がりました」(政界関係者)


■精力的活動に《猛暑の中、お疲れ様です》の激励の声も


 森下議員は現在、自民党政務調査会デジタル社会推進本部の事務局長次長を務めると同時に、宮城県でも精力的に活動を続けている。7月25日までに更新した自身のインスタグラムでは、地元の農家に頼まれて草刈りの手伝いをしたことを報告し、その翌日には日照りによる水不足に悩む現地を視察。コメント欄には《猛暑の中、地元での活動お疲れ様です》《熱中症気をつけて下さい》といった激励メッセージが並んだ。


 中には《めっちゃ昔は好きでした 頑張ってください》といったファンの書き込みも混在しているが、森下議員の場合、過激な言動がマスコミを騒がせるわけでも、私生活のスキャンダルが週刊誌で取り沙汰されているわけでもない。


 さや氏は“略奪不倫”疑惑も週刊文春に報じられたが、キワモノ議員になることなくその職責を全うできるか。


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 危なげない議員活動を続ける森下千里衆院議員だが、当選直後にはプチ炎上騒動があった。関連記事【もっと読む】森下千里議員の当選後初インスタに批判殺到 “選挙はダイエット”発言に《早速、下らないこと言ってるわ》…では、森下議員の『やらかし』について伝えている。


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