女子プロレスラーでタレント・ジャガー横田(64)の息子で「JJ」こと木下大維志くん(18)が8日、自身のインスタグラムを更新し、「サンフランシスコ着」と渡米を報告した。10日には現地のスーパーで買い物する様子を投稿している。


 今年3月に長野県の佐久長聖高を卒業した大維志くんは、今後の進路について米国の「短大」に進学後、4年制大学への編入予定であると明かしている。


 また、日本を離れる前日6日には家族でインスタライブを行い、父親で医師の木下博勝氏(57)が早くも編入先の大学に言及。『UCLAってあるじゃないですか。世界ランキング24位。東大は39位です。JJが行く短大からよく行くUCバークレー』『なんと10位』『仲介業者はUCバークレーは入れますって言ってます』などと興奮気味に語っていた。


「大維志くん本人は英語が通用するかを心配していましたが、医学の道ではなく商学部で金融を学ぶと公表しています。一方、木下氏がカリフォルニア州の最難関大への編入を期待する姿にSNSでは心配の声があがっています。高校受験時も、木下氏が都立と私立をあわせて10校の受験結果をオープンにし、佐久長聖高校に決まった際に『偏差値66ですね。相当高い』とアピール。"学歴主義"の父親がプレッシャーにならないかと懸念されていました。今回もすでにUCバークレーに入学する前提かのような口ぶりでしたから……」(スポーツ紙芸能記者)


■目指すは合格率10%未満の最難関大学への編入?


 この「UCバークレー」とは、州立のカリフォルニア大学バークレー校のこと。

米国全土でもトップクラスの難関校とされる。留学生などの合格率は10%未満といわれる。


「高い成績評価は当然、たとえばTOEFLのスコアは難関大が90点以上のところ、バークレー志望者には100点以上を推奨しています。学力だけではなく、課外活動やリーダーシップ、エッセイの質もかなり考慮されるということで簡単に編入できる大学ではありません」(海外留学も取材する教育ジャーナリスト)


 大維志くんは短大(コミュニティカレッジ=コミカレ)からの編入を公表しているが、「UCバークレー」を視野に入れていることから、コミカレもカリフォルニア州内の可能性がある。


「カリフォルニア州にはコミカレが全米で最大規模の116校もある。全米では1000校以上ありますが、州立大を目指すなら志望校のある州のコミカレに入るのが一般的で、実際優遇されるといわれます。職業訓練に特化したところから、難関大の編入対策に特化したところまで様々。目的や実績から仲介業者を選んで手続きします。日本の高校時代は英語が苦手だったというレベルの学生もいて、努力次第で世界的な有名大を目指せるチャンスはあります。ただ課題や予習で忙殺されるので、部活や余暇を楽しむ余裕はありません。カリフォルニア州の場合、授業料や寮費を含めて年間500万円程度。さらに夏季休暇などは寮から追い出されるため、日本に帰国する学生も多く、経済的に余裕のある家庭の出身者がほとんどです」(前出のジャーナリスト)


 ちなみに有名人では、コミカレからカリフォルニア大学バークレー校に編入したのが、ソフトバンク創業者の孫正義氏(67)だ。

また、賭博スキャンダルで収監されたドジャース・大谷翔平(31)の元専属通訳である水原一平氏(40)も米国のコミカレに通っていたことを明かしている。


 渡米後の大維志くんの進路に注目が集まっている。


  ◇  ◇  ◇


 高校時代も医師の父親を超えていた?●関連記事【こちらも読む】学校名公表のジャガー横田長男・大維志君…進学先「偏差値66」で“父親超え”果たす?…もあわせて読みたい。


編集部おすすめ