歌手でタレントの手越祐也(37)が、10月期の日本テレビ系ドラマ「ぼくたちん家」に出演することが発表された。 


 手越が今作で演じるのは、及川光博(55)ふんする主人公の恋人で人生や恋に冷め切ったクールなゲイ役。

ドラマ出演は18年放送の同局系「ゼロ 一獲千金ゲーム」以来7年ぶりとなる。


「2020年4月、新型コロナの緊急事態宣言下、都内の飲食店で女性を集めて飲み会をしていたことが発覚し大バッシングを受け、6月にNEWSを脱退し、旧ジャニーズ事務所(現SMILEーUP.)を退所。当時は退所組のテレビ出演はまず考えられず、手越はYouTuberデビュー。当初は登録者数も再生回数も伸びまくり、おそらく軽く旧ジャニーズ時代の年収は超えていたのでは」(スポーツ紙芸能記者)


 その時点で、“チャラ男キャラ”で人気だった「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)も降板となっていた。


 その後は、YouTubeやライブを中心に活躍。美容エステ業界などにも手を出すが、結局、失敗し、「ノーギャラでもいいから出演したい」などと、「イッテQ」にたびたび秋波を送っていた。


 現在、手越のYouTubeは登録者数が135万人いるものの、動画をアップしても再生回数はなかなか10万回を超えず。独立後の活動は“魔法が解けてしまった”と本人が話しているとおり、ライブの集客などもジリ貧。地上波テレビへの出演がいかに大きいかが心底わかったのだろう。そんな中、もともと、手越を重宝していた日テレから“救いの手”が差し伸べられたというわけだ。キー局関係者はこう話す。


「旧ジャニーズ事務所の解体以降、“辞めジャニ”も人気があれば、積極的に起用していこうという機運は高まっており、すでに、旧ジャニーズ退所組は当たり前のように地上波に出演できるようになった。

そこで手越は、昨年10月に約4年5カ月ぶりに同局の『世界の果てまでイッテQ!』に出演し、今年4月にも出演。その後も同局のバラエティーへの出演が続いている。そして今回のドラマ出演。業界内では『イッテQ』のレギュラー復帰は既定路線という見方が強い」


 若い世代の個人視聴率が好調と伝えられる「イッテQ」だが、再び手越が「テイッ」とレギュラー出演か。手越は日テレに足を向けて寝られないはず。愛は地球だけでなく、手越も救うようだ。


  ◇  ◇  ◇


 手越祐也をはじめとする「やらかし芸能人」が、昨年相次いで復活していた。関連記事【もっと読む】宮迫博之に手越祐也に渡部建…2024年は「やらかし芸能人大復活」の年となった!…では、その雨後の筍のような動きについて伝えている。


編集部おすすめ