シンガー・ソングライターの長渕剛(68)をめぐり、妻で元女優の志穂美悦子(69)が長渕の個人事務所の取締役などを昨年4月に辞任し、夫婦としても別居状態にあると、28日発売の「週刊文春」などに報じられ、ファンも関係者もマスコミも騒然となっている。


「これまで、度重なる不倫や女性トラブルに目をつぶり、擁護していた志穂美さんがついに三くだり半を突き付けたと見られているだけじゃありません。

レコード会社や事務所スタッフへの暴力にパワハラ疑惑、さらに20代半ばの元モデルと鹿児島のホテルスイートルームにこもり、またぞろ不倫三昧というのですから、穏やかじゃないのです」とは、スポーツ紙芸能デスク。


「とはいえ、レコード会社などの関係者も激震かというと、『またか』という反応も少なくなく、サザン桑田佳祐とのエピソードを思い出しているスタッフもいるというのです」(同)


■約30年前から取り沙汰されてきた粗暴な振る舞い、女癖、さらに…


 そのエピソードとは約30年も時をさかのぼる。桑田佳祐(69)が1994年9月にリリースしたアルバム「孤独の太陽」に収録の楽曲「すべての歌に懺悔しな!!」は言外に長渕のことを歌い、揶揄しているのではないかーー。そう芸能マスコミが着目し「因縁対決」などの見出しでこぞって報じたことで、こちらも騒動となった。


 当時、現場などで取材したマスコミ関係者がこう詳しく振り返る。


「歌詞のどこにも長渕剛の名前があるわけじゃないのですが、女癖が悪く、ふん反り返った男と歌い、『天才奇才とおだてりゃエテ公はいつでも木に登る』などとあって、さらに『儲かる話とクスリにゃ目が無いバカヤロ様』の箇所がこのリリースの翌95年、大麻取締法違反で現行犯逮捕された長渕の素行とだぶるのではないかと見られたのです。また『どこかでパクッた小言を連呼する』が、長渕の起こした盗作疑惑騒動とも似ていなくもなかった。長渕主演のTBSドラマ『RUN』(1993年)の主題歌にもなった同タイトルシングル曲の歌い出し部分が書家の相田みつを氏の詩集からの盗作ではないかとの騒ぎがあり、遺族側の確認に長渕がこれを認めて謝罪したという騒動があったんです。長渕は桑田のこの曲に対して『俺への当てつけだ。喧嘩を売ってる』と激高したとされます」


 真相はともかく、とんだトラブルメーカーとして世間にも知られていたわけだが、「その当時と現在と、やっていることは変わらないんじゃないか」と、この当時から長渕を知る関係者の一部には、見えるらしい。


「こうした見方も違うと否定し、激怒しているならば、記者会見などで釈明すればいい」(同)と厳しい意見もあがっている。


  ◇  ◇  ◇


 謝罪なしでのイメージアップは難しい。

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