被災者のことは、頭になかったのだろうか──。「政治とカネ」が大問題になっている自民党の福岡県議団。

海外視察に1億円もの税金を使い、議長に就任するためには1000万円ものカネを幹部に“上納”する必要があったというのだから異常だ。


 1000万円を払った県議は「カツアゲされたようなものだ」と告発している。


 その自民党福岡県議団の会長・松尾統章県議が、28日、政治資金パーティーを開き、批判が噴出している。


 パーティーは、JR小倉駅前にあるホテルで開かれた。パー券には「ビアパーティー」と書かれ、会費は1万5000円。政治資金パーティーは、毎年夏に開かれ、数百人が参加しているという。しかし、今年は「政治とカネ」が問題になっているとあって、「控えるべきだ」という声もあったという。



<パーティーは金になりますからね>の痛烈批判

 疑問視されているのは、パーティーがはじまる1時間前、熊本で震度7の巨大地震が発生していたにもかかわらず、予定通りパーティーを開催したことだ。福岡県も大きく揺れ、交通機関にも影響が出ていた。被災地のことを考えたら、パーティーを延期や中止にしてもおかしくなかった。躊躇なくパーティーを開いたことにネット上で批判が殺到しているのだ。


<パーティーは金になりますからね><お笑い芸人呼んで食べて飲んでる姿勢は、県議として相応しいのかどうか。

金の事より、人の痛みが分かる人に政治は任せたい><やはり、自民党福岡県連は感覚がおかしいということにさえ気付いていない><皆暑い中バスを待ち、列車の再開を待つ中、自分らはビアパーティーですか><勿論今回の収益は熊本に寄付されますよね?>


「恐らく、松尾県議はパーティーを中止するという発想はなかったのでしょう。でも、これは福岡県連や松尾県議に限った話じゃない。あれだけ自民党は“政治とカネ”で批判されたのに、萩生田光一幹事長代行を筆頭に裏金議員が次々に復権していますからね」(政界関係者)


 熊本地震を理由にしたキャンセルなら、ホテルも出席者も文句は言わなかったのではないか。


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 自民党の福岡県議会の正副議長ポストめぐって金銭授受が慣例的に行われていた疑惑。その背景とは──。関連記事【もっと読む】『麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手』で詳しく報じている。


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