Tシャツ一枚で街を出歩くには心もとない。ですが、ジャケットを着るには暑い夏。そんな時期、一枚で着る大人の夏服としてオンオフ問わず活躍するのがポロシャツです。クールビズを実施している会社では仕事着になりますし、週末着としても便利です。

バリエーションも豊富で、ユニクロ・MUJIをはじめ1,000円台で手に入るものもあります。ところが、世間では「ゴルフのオジサン」「なんかだらしない」というようにポロシャツ姿の男性が必ずしも女性から高評価を得ているとは言えません。実は、ポロシャツの着こなしには3つの盲点があったのです。落とし穴にはまらず、ポロシャツを好印象に着るコツを服のコンサルタントの私がお伝えします。
■なぜ、ポロシャツは乳首が透けやすいのか?
盲点の1つ目は「乳首」です。
鹿の子地と呼ばれる編地を使用しているポロシャツは、通気性が良く夏服として重宝されます。その反面、生地の柔らかさから乳首が透けやすいというデメリットにお気づきでしょうか。鳩胸の男性が白・水色・ピンクなど淡い色のポロシャツを着たとき、乳首が透けるリスクが高まります。このリスクを回避する方法が2つあります。
1つはネイビー・黒などダークカラーのポロシャツを選ぶこと。印象も締まりますし、半袖だからこそ暗い色の面積も減るので暑苦しくは見えません。
2つめはポロシャツのインナーとして肌着を着ること。このとき、白い肌着ではなくベージュの肌着を選びましょう。スキンカラーは肌に馴染むのでポロシャツを一枚で着ているように見え軽快さをもたらすためです。