フィリピン南部ミンダナオ島の主要都市ダバオ市トリル地区にある大型ディスカウントストア「ユニトップ」が、目前に迫った公立学校の新学期を前に、学用品を買い求める親子連れで連日賑わっている。

その他の写真:2026年5月31日撮影

 同国では近年、気候変動や新型コロナ禍の影響で始業時期を従来の6月から8月へ移行していた。
しかし乾季の酷暑による休校が相次いだことなどを受け、教育当局は再び「6月始業」への段階的回帰を進めている。この制度変更を背景に、例年以上に熱を帯びた「バック・トゥ・スクール」商戦が6月中旬の開校に向けて本格化した。

 店内の特設売り場には「BACK TO SCHOOL」と書かれた黄色の横断幕が掲げられ、ノートや文房具、弁当箱などのプラスチック製日用品が山積みされている。人気キャラクターをあしらった色鮮やかな通学用リュックサックやキャリーバッグも並び、デザインを見比べる家族連れで通路が埋め尽くされた。

 世界的な物価高が家計を圧迫する中、少しでも安く質の良い学用品を求める客が多く、エスカレーター付近の割引コーナーには人だかりができた。地元の母親は「6月からの新生活に向けて出費はかさむが、子どもが喜ぶデザインの道具を揃えられて安心した」と話し、間もなく始まる新学期への期待をにじませた。
【編集:Eula】
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