【その他の写真:韓国のイメージ】
米ドルは、対日本円相場では弱含みでドル安傾向。日本円と韓国ウォンの価値はドンドン開くばかりだ。ウォン安が進むと韓国国内のインフレ率が上がる。海外に観光旅行に行く人も減る。
観光人客の統計自体は信憑性が少ないもの。ワーキングビザなどを取得して仕事で出張する人はほとんどいないため、ビジネスでの往来も、観光客数にカウントされている事が多い。
通貨の下落が止まらないことは、世界的に国の価値が下がっている事だ。韓国金融当局は先週1210をボーダーラインにするとの見方が大勢を占めていたが、現在の相場を見る限り、新しいボーダーラインは1230になるのではないかと見られている。
最悪、国内経済を犠牲にして利上げでもしない限り、ウォン安は止まりそうにない。
元々、外貨準備高の少ない韓国、3度目の金融破たんに陥る勢いを加速している。文大統領政権の真価が問われる局面になりそうだ。
【編集:KK】