毎日の食卓の定番メニューであるから揚げ。

日本人なら誰もが好きといっても過言ではないほど王道かつ人気のメニューですが、自宅でおいしいから揚げをつくるのにはいくつかのコツがあります。

本記事ではそのなかでもお肉の選び方に着目し、おいしいから揚げをつくるためには鶏もも肉と鶏むね肉のどちらがおすすめなのか、日清製粉の公式サイトから紹介します。

鶏もも肉と鶏むね肉、から揚げに向いているのはどっち

から揚げといえば、ジューシーな鶏もも肉でつくるものというイメージが強い人も多いのではないでしょうか。

しかしリーズナブルな鶏肉のなかでも特に安価な鶏むね肉でおいしいから揚げをつくれたら、節約にもつながり家計も助かるはず。

鶏もも肉も鶏むね肉もそれぞれ違ったおいしさがありますが、日清製粉グループの公式サイトによるとから揚げに使うお肉はどちらでもいいとのこと。

もも肉は適度に脂分があって旨味が多いのに対して、むね肉はあっさりした味わい。から揚げであれば、どちらでもお好みでお使いいただいて大丈夫です。


日清製粉グループ公式サイト ーより引用

ジューシーで旨味の強いから揚げが好きな人は鶏もも肉、脂分はひかえめであっさりと食べやすい味が好みという人には鶏むね肉がおすすめです。

脂分を控えているダイエット中の人でも、ヘルシーな鶏むね肉のから揚げなら罪悪感なくいただけるのではないでしょうか。

鶏肉のドリップはどう対処したらいいのか

スーパーなどで鶏肉を購入すると、お肉から水分が出てパックに溜まっている時があります。

これはドリップと呼ばれるもので、主に冷凍肉を解凍した後にお肉から分離して出てきてしまう液体のことです。

このドリップが付いたままの水っぽい鶏肉をそのまま調理すると味がぼやけてしまいますし、揚げた時には油はねがひどくなる可能性があります。

それなら洗ってから調理すればいいと考えがちですが、実は鶏肉を水で洗うのはNG。

洗わずに、揚げる際の油はね防止のためにも、キッチンペーパーで軽く水気をふき取りましょう。


日清製粉グループ公式サイト ーより引用

鶏肉にはカンピロバクター等の食中毒菌が付着していることがあるのですが、流水で洗うと水がはね、キッチンやほかの食材にも食中毒菌が飛び散ってしまう恐れがあります。

食中毒を予防する観点からも、鶏肉は水で洗わず、ドリップや汚れが気になる時にはキッチンペーパー等で拭き取ることを習慣付けましょう。

鶏もも肉と鶏むね肉にはそれぞれに異なる特徴があり、おいしさや栄養分にも違いがあります。

日清製粉グループの公式サイトも参考にしながら、好みのお肉を使っておいしい手づくりから揚げを楽しみましょう!

[文・構成/grape編集部]