三重県南牟婁郡にある『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』は、ウミガメの保護施設が併設され、近海の魚なども無料で楽しめます。

同施設には、飼育員への質問を募る『質問用紙』が設置されており、ユニークで温かいやり取りが話題です。

「クラゲって食べる意味あるの?」来館者からの疑問に飼育員が回答

2026年5月17日に、同施設のXアカウント(@umigame_kouen)が公開したのは、来館者から寄せられた質問とそれに対する回答の様子です。

ミズクラゲと名乗る来館者から、「クラゲって栄養なさそうだけど、食べる意味はあるんですか」という質問が寄せられました。

これに対する飼育員の回答は…以下をご覧ください!

「カメはなぜクラゲを食べるの?」 飼育員の回答に驚き「お米と同じか」「誰かに言いたくなる」
質問用紙

クラゲの体は約95%が水分でできており、栄養の少ない生物ですが意味のないことはありません。

その証拠に世界で最も大きなカメであるオサガメは、クラゲを主食にしています。

栄養の少ないクラゲでどのように巨体を維持しているのかというと、単純に山盛り食べます。1日に体重の約70%以上(500kgのオサガメなら350kg)のクラゲを食べることもあります。

美しいだけでなく、捕まえるのが簡単で、たくさんいて、消化しやすい。クラゲたちは多くの生物にとって重要なエサでもあるのです。

クラゲ一匹あたりの栄養は少ないものの、大量に食べることで、オサガメはお腹を満たすことができるのですね。

また、オサガメは他のウミガメに比べて塩類線という器官が発達しており、体内の塩分を処理する能力が高くなっているのだとか。

そのため、これだけ多くのクラゲを短時間で食べることができるといいます。

投稿にネットで「勉強になった」「誰かに言いたくなる」の声

この投稿には、多くの人が驚きと納得の声を寄せています。

・人間にとっての米みたいなものかな。

一粒だと小さいけど、たくさん食べて栄養を摂取しているもんね。

・同じことを思っていました。すごく勉強になりました。誰かに言いたくなる知識です。

・クラゲは漁師にとって厄介者だけど、カメにとっては大事な食料なんですね。

・カメはクラゲと間違えて、ビニール袋を食べちゃうこともある。ポイ捨てはダメ。

それにしても、巨体を維持するために「1日に350kgのクラゲを食べる」というオサガメの食欲には、驚かされますね。

私たちでいうところの、毎日大量のゼロカロリーゼリーをかき込んでいるようなものでしょうか…。

海を訪れた際は、そんな命のつながりに思いを馳せながら、生き物たちの姿を温かく見守りたいものです!

※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。

[文・構成/grapeトレンド編集部]

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