秋は運動会が開催されることも多く、 朝から家族分の弁当を作る人もいるでしょう。
気温が下がる時期であるため『保冷剤は不要』と思われがちですが、実は食中毒のリスクがあります。
そこで『京都のお弁当屋さん.com』を運営する株式会社きっちんカンパニーに、秋の運動会に持っていく弁当の注意点を聞きました。
秋でも弁当に保冷剤は必要
秋でも、運動会に持っていく弁当に保冷剤は必須です。
10月に入ると朝晩の風が涼しく感じられるものの、日中の直射日光下では気温が20~25℃近くまで上がる日も多くあります。
細菌は暖かい環境で増えやすいため、秋の運動会も気温によっては注意が必要です。
※写真はイメージ
また、運動会の弁当は調理してから食べるまで、時間がかかる場合もあります。
そのため、保冷剤や保冷バッグを使って10℃以下またはできる限り低い温度を保つことが、食中毒を予防するうえで重要です。
直射日光と地面への直置きは避ける
弁当を置く場所として以下の3か所は避けてください。
避けたい場所 理由 直射日光が当たる場所。 最初は日陰でも、時間が経つと日が差し込むことがある。 閉め切った車内やトランク。 秋の日差しで急速に温度が上がってしまう。 地面やシートの上への直置き。 地熱がバッグに伝わり、中の弁当まで温まってしまう。弁当を保管する際は日陰で風通しのよい場所を選び、小さな台や椅子の下に置きましょう。
なお、冷気は上から下へ流れる性質があるため、保冷剤は弁当箱の蓋の上に乗せるのが効果的とのこと。
※写真はイメージ
完全に冷まして水気も取る
弁当を傷みにくくする詰め方のポイントは、以下の2つです。
・完全に冷ましてから詰める。
・水気をしっかり取る。
急ぐ時は、おかずをバットに広げて保冷剤の上に置くなどして、十分に冷ましてから詰めましょう。
※写真はイメージ
また、水気を取る方法はおかずの種類によって変わります。
おかずの種類 水気を取る方法 ポイント 煮物や和え物 ざるでしっかり汁気を切る 鰹節やすりゴマ、とろろ昆布で和えると、残った水分を吸ってくれる 生野菜や果物 バランや抗菌シートで仕切るか別の容器に入れる 水分が出やすいため、ほかのおかずに触れさせない傷みやすいおかずと傷みにくいおかず
秋でも傷みやすく、避けたいおかずの特徴は以下の3つです。
・水分が多い。
・加熱が不十分。
・時間を置くと粘りが出る。
傷みやすいおかず
※写真はイメージ
傷みやすいおかず 理由と対策 半熟卵や生卵を使った料理 卵を使う場合は、固ゆで卵や、十分に火を通した薄焼き卵にする ポテトサラダ ゆでたジャガイモやマヨネーズ、生のキュウリなどを使うため、水分が出やすく、傷みやすい傷みにくいおかず
画像提供:株式会社きっちんカンパニー
傷みにくいおかず 理由 揚げ物。 十分に火を通した揚げ物は、水分が比較的少なく、傷みにくい。 味つけの濃いおかず。 塩分や糖分、酢、梅干しなど防腐効果のある食材を活用する方法もあります。食べる前に見た目とニオイを確かめる
弁当を食べる前に、以下のようなサインがないかを確認してください。
【見た目のサイン】
・蓋を開けた時に、粘り気がある。
・表面にヌメリがある。
・おかずが変色している。
【ニオイのサイン】
・酸っぱいニオイがする。
・納豆のような発酵臭、またはツンとする異臭がする。
見た目やニオイに少しでも違和感があれば、口にせず処分してください。
異常がない場合でも、保管状態に不安がある場合は、食べるのを控えましょう。
※写真はイメージ
秋の弁当は保冷剤と置き場所が大事
秋の弁当にも保冷剤が必要です。
直射日光と地面への直置きを避け、日陰で風通しのよい場所に保管しましょう。
※本記事は出典元団体の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/ブリジア]









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