冷蔵庫から味噌を取り出した時、表面に水のような液体がたまっていると「傷んでいるのでは」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、液体が出ていても品質に問題がないケースがあります。
当記事では、味噌の表面に出る液体や保存方法について、味噌のメーカーであるマルコメ株式会社(以下、マルコメ)に聞いてみました。
表面の液体は『みそたまり』なので混ぜてOK
味噌の表面に出てくる液体は『みそたまり』と呼ばれ、発酵、熟成の過程で分離して生じるものです。
熟成成分を含んだ旨みエキスのため、捨てる必要はありません。
※写真はイメージ
マルコメによると、味噌の部分に混ぜ込めば、そのままおいしく食べられるとのことです。
なお『みそたまり』は商品として販売されることもあり、醤油の代わりに調味料として使われる場合もあります。
カビや異臭がある場合は食べるのを控える
味噌は塩分が高く、水分活性も低いため、基本的には腐りにくい食品です。
ただし、色のついた立体的なカビが生えている、ツンとする異臭があるなど、明らかな変化が見られた場合は食べるのを控えましょう。
※写真はイメージ
一方、以前より色が濃くなる『褐変』は、温度変化によって起こりやすい現象です。
健康を害するものではないため、料理などに使用して食べられます。
白い粒は状態を確認してから判断する
表面に白い粒が出ていても、味噌本来の香りであれば、アミノ酸の一種である『チロシン』の可能性が高いです。
チロシンは無害なので、そのまま食べても問題ありません。
一方、味噌とは異なるにおいがあり、白いものが見られる場合は『産膜酵母』の可能性が考えられます。
身体に害はないため、表面を取り除いてから使用してください。
※写真はイメージ
味噌は保存中に見た目や状態が変化することがありますが、すべてが品質劣化を意味するわけではありません。
変化の特徴を確認し、状態に応じて適切に判断することが大切です。
[文・構成・取材/ブリジア]









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