寒い季節に出番が増える白菜。切った時に黒い斑点を見つけて「カビではないか」と不安になったことはありませんか。

白菜に見られる黒い斑点の正体や、食べるのを避けたほうがよい状態について、全国農業協同組合連合会群馬県本部(以下、JA全農ぐんま)に話を聞きました。

白菜の黒い斑点の正体は『ゴマ症』

JA全農ぐんまによると、白菜の芯などに見られる黒い斑点の多くは、生理障害によって現れるポリフェノールだそうです。

『ゴマ症』と呼ばれ、気温の変化や肥料が多すぎることなど、栽培環境によるストレスが原因で生じるといいます。

『ゴマ症』は病気やカビではないため、食べても問題ありません。味や食感、栄養価にもほとんど影響しないので、気にする必要はないでしょう。

白菜の『黒い斑点』食べても大丈夫? JA全農ぐんまに聞く見極めのポイント
白菜の写真

※写真はイメージ

『黒い点=ゴマ症』とは限らない!見分けるポイント

ただし、白菜に見られる黒い斑点が、すべて『ゴマ症』とは限りません。

次のような状態が見られる場合は腐敗やカビの可能性があるため、注意が必要です。

・酸っぱいニオイや異臭がする。

・葉が溶けている。

・黒い部分がふわふわしている。

・ぬめりがある。

・ドロドロしている。

黒い斑点を見つけた時は、ニオイや触った時の状態もあわせて確認しましょう。

白菜の『黒い斑点』食べても大丈夫? JA全農ぐんまに聞く見極めのポイント
カビの菌糸の写真

※写真はイメージ

新鮮な白菜を選ぶ時のポイント

白菜が新鮮かどうかを見極めるには、次の点に注目してください。

・持った時にずっしりと重みを感じる。

・黄芯の部分がしっかりと黄色味を保っている。

・カットされた白菜の場合は、切り口が平らになっている。

黄芯の部分が緑色になっているものや、芯の部分が盛り上がっているものは、カットしてから時間が経っている可能性があります。

白菜の『黒い斑点』食べても大丈夫? JA全農ぐんまに聞く見極めのポイント
白菜の写真

※写真はイメージ

白菜は立てて保存するのがおすすめ

白菜を1玉のまま冷蔵庫に入れずに保存する場合は、新聞紙で包み、冷暗所に立てて置きましょう。

冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包んだうえで、野菜室に入れておくのがおすすめです。

カットした白菜は、時間が経つほど黄芯の部分が緑色に変わり、味も落ちていきます。おいしいうちに、黄芯の部分から消費していきましょう。

黒い斑点を見つけても慌てずに

白菜の黒い斑点の多くは『ゴマ症』によるもので、食べても問題ありません。

鮮度や保存状態にも気を配りながら、おいしく使い切りましょう。

[文・構成・取材/ブリジア]

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