西武・桑原将志外野手(33)が5日、埼玉・所沢市の球団施設で行われている秋季キャンプに参加。9月の「右腓腹筋(ひふくきん)肉離れ」後、初めての全力疾走を実施した。

 その後行ったのは、名付けて「いい時の感覚呼び起こせ作戦」。22試合で打率3割1分8厘、85打数27安打2本塁打8打点をマークした26年シーズン開幕頃のような状態を体に染みこませるべく、ティー打撃、マシン打撃で「地面を捕まえる力と、バットの軌道の確認」に時間を割いた。既に一定の手応えは得ており、「もうひとかみ合わせできそう」とさらなる高みを目指して試行錯誤を続けている。

 昨オフにDeNAからFA移籍。ところが、移籍1年目の今季は3度の肉離れを経験するなどケガに泣き、62試合に出場して打率2割2分7厘、49安打3本塁打15打点と不完全燃焼に終わった。もちろん、桑原にとって同一年の3度の肉離れは初めてのこと。当然、受けるショックも大きかった。それでも、「『もうちょっと違うことに時間を費やさなあかんな』っていう神様のお告げです」と前を向き、懸命にリハビリに取り組んできた。

 順調に進むと、秋季キャンプ中にはリハビリ班から外れる見込み。今秋は打撃練習と並行して「(体の)ケアもしないとあかんし、強くもしないと。体を大きくするではないけど、体のタンクを大きくする」とケガを未然に防ぐ体作りにもより一層の力を入れる。来季の逆襲へ、着々と準備は進んでいる。

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