米大リーグ機構(MLB)は3日(日本時間4日)、新労使協定締結へ向けて新たな提案を行った。

 22年3月に締結された現協定は、12月1日に失効。

同日までに新協定成立を目指しているが、MLB側と選手会側の意見の隔たりは大きく、「ロックアウト」に突入することが濃厚とされている。

 この日MLBから出た新たな提案では、チーム総年俸上限の「サラリーキャップ」導入を来季ではなく28年からにして、上限は2億5820万ドル(約410億円)で、下限は1億8020万ドル(約286億円)に設定。30歳以上の選手については、FA取得までの期間を現行の6年から5年に短縮し、メジャー最低年俸を今季の78万ドル(約1億2000万円)から100万ドル(約1億5900万円)に引き上げることなどが盛り込まれた。

 だが、選手会側もすぐに声明を出し、「シーズンを終えたばかりだが、MLBオーナーたちは現行システムを覆し、自らの懐を豊かにし、球団の資産価値を高めることを目的にした制度にしようとしている。本質的には、オーナー側のサラリーキャップによる悪影響は変わらない」と反発。選手の報酬が削減されること、トレードなどに関する多くの提案の拒否などを受け入れられないとしながら「選手、球団、ファンのすべてに利益をもたらす新たな労使協定へ向けて誠意をもって交渉する準備はできている」とした。

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