アウディの高級4ドアクーペ&セダン&ワゴンに、エントリーグレードとなる「45 TFSI」が追加設定された。
A7スポーツバックは一昨年9月のフルモデルチェンジによって2世代目へ、A6セダン/A6アヴァントは昨年3月のフルモデルチェンジによって8世代目へとそれぞれ進化を果たしている。
今回追加されたのは、12Vのマイルドハイブリッドと7速Sトロニック(デュアルクラッチ)を組み合わせた2.0Lの直噴ターボエンジン搭載モデル。最高出力は245ps/5,000-6,000rpm、最大トルクは370Nm/1,600-4,300rpmを発生し、爽快かつジェントルな加速を実現する。

また、55-160km/hのスピード下ではエンジンを止めたコースティング(惰性走行)を可能とし、ブレーキング時にはベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)が最大12kWのエネルギーを回生して効率を高めている。アイドリングストップからのエンジン再始動の振動も少なく、高級車らしい快適性や上質感が常に保たれている。

自慢のquattroシステムはインテリジェントなAWDクラッチを備えるタイプを採用し、高効率と優れたドライビングダイナミクスを両立するハードウェア構成とした。

そのほか、スポーツサスペンションやアウディドライブセレクト、MMIナビゲーション、バーチャルコックピットプラスなども、上級グレードの「55 TFSI」と同様に装備する。

運転支援システムは、ACCやアクティブレーンアシストなどを含む「アダプティブドライブアシスト」をはじめ、リヤビューカメラ、アドバンストキーシステムなど、必要にして十二分な機能が標準装備される。
■グレードおよび価格
A6 45 TFSI quattro=740万円
A6 45 TFSI quattro sport=799万円
A6アヴァント 45 TFSI quattro=776万円
A6アヴァント 45 TFSI quattro sport=835万円
A7スポーツバック 45 TFSI quattro=819万円
(zlatan)
画像元:アウディ ジャパン








