ランボルギーニの「V12エンジン」をバイクに載せたら見た目が...の画像はこちら >>

まさかまさか…と思っていたら事実だった。

アトランタで定期的に開催されているカー&バイクミーティング「Caffeine and Octane」に、「Lamborghini」の文字が輝かしく光るシリンダーヘッドカバーをつけたモーターサイクルが現れた。

V12エンジンを横置きしているためホイールベースは3m以上あるのではないだろうか。
集合だが4本出しマフラー、フィルターレスのエアファンネル、後部に備わるラジエーター、古いBMWHONDA用と思われるシートを(やや強引に)装着している点など、マテリアルの1つ1つがハンドメイド風味満載。決して美しいとはいえないが、このモーターサイクルが放つオーラは並ではない。

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強烈なエンジンを用いた驚愕バイクたち

先日お届けした記事、「NINJA改のV8エンジンを搭載した「変態BRZ」が公開される」ではモーターサイクルのエンジンをベースにしたカスタムエンジンをスポーツカーに搭載した例をご紹介したが、受け口がモーターサイクルであっても様々なエンジンが用いられている。

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この世界で有名なのがBOSS HOSSだ。一般に市販されており、日本でも購入できる。使われているエンジンは6,200ccのV8 LS3。シボレー・コルベットなどでおなじみの、アメリカを代表するハイパワーエンジンだ。

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Marine Turbine TechnologiesのY2Kに使われているエンジンはロールスロイス(アリソン)のModel 250。航空機やヘリコプターでの採用例が多いターボシャフトエンジンだ。アイドリング時からして吸気音も排気音も独特すぎる。

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これは飛行機用の星形9気筒エンジンを搭載したアメリカンクルーザー。

3,600cc、150馬力のRotec EngineeringのR3600を使っている。

一品モノのDIYにしても少量生産の市販車両にしても、日本の常識では捉えきれない車両ばかり。他にもナイトロシステムを積んだV8バイクでダートドラッグレースをしたりフェラーリのエンジンを使っていたり戦車のエンジンを使ってサイドカーを作ったりと、世界は広いと言うしかない作品だらけだ。

(武者良太)

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