3月19日(水)、京都・東山にたたずむ高級ホテル「パーク ハイアット 京都」が、明治10年創業の料亭「山荘 京大和」とのコラボディナー「春宵会(しゅんしょうかい)」を開催する。
同ディナーでは、語りの芸術と言われる伝統芸能「講談」をスターターとして楽しみつつ、旬の食材で織りなす全7品の和洋折衷コースを味わい尽くすことができる。
東山のいにしえの記憶と四季の移ろいがシンクロ
“ラグジュアリーゲストハウス”を謳う同ホテルは、庭と家屋が一体化した「庭屋一如(ていおくいちにょ)」の造りを特徴とし、東山のいにしえの記憶と四季の移ろいがシンクロした特別な滞在を提案中。
また、ホテル内にある料亭「山荘 京大和」は、約150年もの伝統やミシュラン1つ星という実績におごることなく、京都での新たなおもてなしの形を追求している。

ちなみに同料亭の歴史的建造物「翠紅館(すいこうかん)」は、桂小五郎や三条実美といった幕末の志士が集い、攘夷の方策を練った「翠紅館会議」の舞台になった場所でもあるという。
そして今回は、美しい春の訪れを祝う「春宵会」が、受け継がれてきた伝統とともに新たな魅力をまとって復活している。
趣きと粋を感じさせる特別なスターター
ディナーの前には、講談師・旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)氏が語る演目『明治維新外伝 おぼろの便り』を鑑賞。東山にゆかりのある歴史上の人物たちが生き生きと描かれた噺(はなし)が、趣きと粋を感じさせる特別なスターターとなる。

それでは、全7品の和洋折衷コースの中から、とくに注目したいメニューを紹介していこう。

料理長の美意識が共鳴した「島台盛り」
「山荘 京大和」と「パーク ハイアット 京都」の両料理長が共作し、全4品で構成された華やかで贅沢な台盛り。春の息吹を添える「蕗の薹(ふきのとう) 胡麻豆腐」や「フォアグラのテリーヌ」などが並んだ台盛りは、どれから手を付けていいものやら迷ってしまうことだろう。

「金目鯛 えんどう豆 ムール貝」
香ばしくパリッとした鱗と、ふっくらとした金目鯛の繊細な味わいが織りなす至福の一皿。繊細さと力強さが共鳴する味わいは、うっとりとするような余韻をもたらすはずだ。

「筍ご飯 赤だし 香の物」
丁寧にとった鰹出汁で丹後米コシヒカリをふっくらと炊き上げ、旬のタケノコを加えた筍ご飯。そして、赤だしの味噌汁。「日本に生まれて良かった」と、思わずにはいられない瞬間が訪れる。

来たる10月には、秋の美しい月を愛でるディナー「観月の夕べ」も開催予定。
パーク ハイアット 京都「春宵会」
開催日:3月19日(水)
タイムテーブル:17:30 開場/18:00 講談鑑賞/18:30 ディナー/20:30 閉場
料金:50,000円/人(税・サービス料込)
所在地:京都府京都市東山区高台寺桝屋町360
アクセス:JR「京都駅」からクルマで約15分
公式サイト:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/news-events
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000070995.html
(zlatan)