◆古いゲーム機、大丈夫?
ゲーム関連機器なども扱うエレコムは防災の日にあわせ、X(旧Twitter)にて、バッテリーの扱いに関する注意喚起を発信しています。不要になったモバイルバッテリーをゴミとして出すと回収業者で発火などする恐れがあるのです。
不要なモバイルバッテリーは、家電量販店やホームセンターなどに設置されているリサイクルBOXに出すか、携帯キャリアなどで引き取って貰うように呼びかけています。
ゲーマーとしては、古くなったゲーム機にも注意したいところ。ニンテンドーDS・3DS、PSP・PSVitaなどのバッテリーを用いた携帯ゲーム機は、バッテリーの膨張や発煙・発火などに注意が必要です。長らく触っていない引き出しに眠っているなら、一度確認(場合によっては適切な処分)すると良いでしょう。
また、地震災害を題材にしたゲーム『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories』は、災害対策アプリをスマートフォン向けに配信中。防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏と神戸市消防局による本格的なものとなっており、ゲームをプレイしていなくてもアプリを読むことはできるので、インストールしてみると良いでしょう。
◆災害大国日本、備えあれば憂いなし
1923年(大正12年)に発生した関東大震災は、死者・行方不明者が10万人を超えるとされる未曾有の大災害です。防災の日はこの関東大震災が起こったことや、1959年の伊勢湾台風をはじめ台風シーズンを迎えることなどから9月1日を「防災の日」と定められました。
日本は、地震や風水害など、多くの自然災害に見舞われることが多い国です。山地の面積は国土の約75%を占め、二次災害も少なくありません。
また、近年では夏の暑さも災害級とされています。東京都心では観測史上初の8月すべて真夏日という驚きの暑さ。死に繋がるおそれのある熱中症にも注意が必要です。