スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2024年3月期 第2四半期の決算資料を公開しました。

売上高は172,046百万円(前年比5.3%増)、営業利益は17,337百万円(前年比33.4%減)、経常利益は26,124百万円(前年比42.1%減)となっています。


◆HDゲームは『FF16』などの発売で増収、しかしMMO/モバイルゲームが減収へ
デジタルエンタテインメント事業では、HD(High-Definition)ゲームにおいて『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』や『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』などを発売したことにより、前年同期比で増収になったとのこと。

一方でMMOは前年同期比で減収。スマホ/PCブラウザ等をプラットフォームとするコンテンツ(いわゆるモバイルゲーム)においても、『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』や『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』といった新作がサービス開始するも、既存タイトルの弱含み等により減収になったといいます。

これらの結果、デジタルエンタテインメント事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は122,046百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は15,520百万円(前年同期比36.9%減)となっています。

◆従前IPの活用、新規IP創出への挑戦およびリソース確保を重要視
家庭用ゲーム、モバイルゲーム共に市場競争が激化する中で同社は、ヒット作を出し続けるためには従前のIPを活用した事業展開に加えて、新規IP創出への挑戦および開発リソースの確保が重要になってきていると説明。

このような環境変化に対応したコンテンツ開発と収益機会の多様化を図ることによって、売上・利益の持続的な成長を可能とすべく、収益基盤を確立する取り組みを進めているといいます。


そのほか詳細は、スクウェア・エニックス・ホールディングスのIR情報ページよりご確認ください。